お仕事せねば思いつつ、現実逃避でブログを更新(笑)
ウォーミングアップです、お許しを
それに、後ほどまた改めて~って
書いたものがものすご~いたまっていて
どんどん記憶が薄れてしまうので書ける時に書かねば
自分自身の備忘録のために(笑)
ある土曜日。
藤枝の「il buco(イル・ブーコ)」さんで行われた
ワイン会に参加してきました。
この時は、背中の傷を縫合したばかり。
縫う前よりは、カラダは楽になっていたものの、
まだお酒はもってのほか!と言われていたので
何のためにワイン会に参加しているやら(笑)
でも、どーしてもガマンできず、
2口ずつだけ飲んじゃいましたけど
このワイン会、「
il buco(イル・ブーコ)」さんと
「
エピスリー芒種」さんとのコラボ企画。
この2軒、すぐご近所でもあり、開店時期も同じくらい。
両店の開店1周年記念イベントとして開催されました。
お招きしたワイナリーは、勝沼の「
旭洋酒」さん。
“ソレイユ”というブランド名で知られています。
まだワタシが会社勤めのころ、
ステキ女子Yさんと、当時はまだ独身だったMさんと
3人でお酒の会などによく参加していたのですが
甲府で開かれたワインの会に参加したことがありました。
いまでこそ、かなり大きなイベントになった
ワインツーリズムがまだ始まったばかり。
その時はまだ、甲府市内のお店に蔵元さんが3社、
お料理とワインを楽しみながらお話を聞くというカタチでした。
(いまは、巡回バスでワイナリー巡りをするイベントになっています。)
この時、3社参加していたワイナリーの1社が
まだワイン作りを始めて間もなかった「旭洋酒」さん。
ご主人が藤枝出身とのことで思い入れが深くなり、
翌日、ワイナリー巡りをしたときに、いの一番で向かいました。
「地域のブドウ農家さんの共同醸造所だった蔵が
農家さんの減少で売りに出されたところを
運命的に出会って引き継ぐことができたんです」
そんなお話をされたのを、しっかり覚えています。
今回、ご主人とお話させてもらい確認できたのですが
ワタシタチがオジャマしたのは2005年。
(このブログも始める前でした
)
創業してからまだ3年目のことだったようです。
その時に、いつかふるさと静岡(藤枝)で
凱旋ワイン会を開いてほしいなぁって話した記憶があり
(たぶんご主人は覚えていないと思うけど)
それがついに実現したんだなぁって、嬉しくて。
「il buco」さんのFBで今回のワイン会を知り、
あのメンバーで行きたい!とお二方をお誘いしたんです。
前置きと昔話が長くなりました(笑)
で、待望の凱旋ワイン会。
ワインはもちろん、お料理も、
いやぁ、素晴らしかったです
ワイン畑等の写真入りのフライヤーはじめ
本日のワインリストも、丁寧なご紹介。
こういうワイン会だと、どれが好きだったか、
最後には分からなくなってしまうので
これは助かりますね、帰りに買って帰ろう。
1杯目のワインは、2017 ソレイユクラシック 白。
とても飲みやすく、日本の食事にもあいそう。
あわせた前菜は、盛合せ。
生ハム、水牛のモッツァレラチーズ、
レバーペーストのアーモンド和え、
バゲット(フォカッチャ?)に乗ったコンビーフ、
蕪にくるんと包まれたリエット。
コンビーフとリエット、食べ慣れた美味しさだと思ったら
やっぱり「さの萬」さんの商品でした(笑)
レバーペーストも食べ慣れたおいしさだったんだけど
真ん丸にカタチ作ったものに
砕いたアーモンドをまぶしてあって
いつも以上においしさが昇華されていて、ビックリ
Iシェフの食のセンスの良さをしみじみ感じました。
ワインを口に含んでから、生ハムを食べると、
口の中に残っているワインの香りとあいまって、
また幸せな余韻にひたれるんですよねぇ。
他の前菜でも試したかったけど、いかんいかん
ワタシ、まだ禁酒令中でした
2品目は、玉取茸のパイ。
ノルチャ風クリームソースって書いてあったけど
う~ん、ノルチャ風とは何ぞや。
生ハムやサラミの産地でもあるイタリアの
どこかの地方の名前みたいですが、調べてもよく分からず。
トリュフが入ってるクリームソースのことかしらん。
このね、玉取茸!!
コチラのお店で初めて知りましたが、
肉厚で、風味豊かなのにイヤなキノコ臭さはなく、
ほんっとにおいしいんですよねぇ~。
茸で見えていませんが、下にはサクサクのパイが。
あわせたワインは2017 ソレイユ ロゼ。
すごくキレイな色をしていました。
ピノ・ノワールにメルローの白ワインをブレンドした
とっても贅沢なごちゃまぜワインだそう(笑)
熟成肉のラグーには、2016千野甲州と
2016ソレイユ ヒクモルージュ。
どっしりと重厚感を感じる赤ワインは、
熟成肉やたっぷりチーズの香りにも引けを取らず。
そのまま飲んだ時よりも、パスタを口に含んでからの方が
複雑な香りや旨みがさらに増して、おいしかった記憶あり。
(なんやかやしっかり飲んでしまってるぞ、笑)
ちなみに千野甲州は、洞爺湖サミットの時に
夫人晩餐会で使われたんだそうです。
そちらは2006年のビンテージだったそうですが
2002年に創業して、洞爺湖サミットは2008年。
すごくないですか、その成長ぶり。
たゆまぬ努力と研究、そして情熱の成果ですよねぇ
ヒクモルージュは、ラベルがかわいかったので
あとから買いたしちゃいました(笑)
いつか写真撮ったらお見せします。
そのまま飲むより、食事と楽しむことで
よりスパイシーな香りと味わいが際立ちました。
ちょっと遠いですが、立ってお話されているのが
「旭洋酒」さんのご主人で、藤枝ご出身の鈴木さん。
お声が小さく、しかも会場中、和気あいあいと
おしゃべり花盛りだったので、
お話があんまり聞こえなかったのが残念でした。
でも、すごく誠実なお人柄であることは、ひしひしと。
その誠実さとやさしさと、強い信念が
このおいしいワインを育んでいるのだなぁと
とっても嬉しく、ありがたく感じました。
そして料理はメインディシュのお肉に。
黒毛和牛のステーキ 赤ワインソース。
ワインは、それいゆメルロー。
芒種さん、鈴木さん曰く記念日やハレの日に!という
とっておきの1本だそうです。
あぁ、心置きなく飲んでみたかったなぁ。
すごく深くふくよかな香りと味わいだった記憶。
(もう記憶が忘れかけています・・・)
このあと、すごく貴重なビンテージワインも
特別に飲ませてくださいました。
写真がないけど
1つは2008それいゆ ピノ・ノワール。
10年経過させたワインは、深い。
赤ワインの渋みは、ひと口めには全然感じず、
かえって軽く飲みやすく思えたのに、
二口めはまた重さが出てきて、その変化も魅力的。
あぁ、なんで禁酒中なんだ、ワタシ
(いや、十分、飲んでる気もするけど
)
もう1種類、とっておきのワインが出てきたと思うのだけど。
写真もないし、メモもないのでわかりません(笑)
記憶違いかしらん・・・。
デザートはお店でも人気のNYチーズケーキ。
こちらにも2016ソレイユ ルージュ クサカベンヌを合わせて。
チーズケーキに、少しフレッシュさを感じる赤があいました~。
ワイン、どれもこれもおいしくて。
お料理との相性も計算されつくしていて
どれを買って帰ろうかって考えていたのに
最終的に舞い上がってしまい、分からなくなっちゃった(笑)
ま、どれを買ってもハズレなしだろうけど
いやぁ、おいしかったし、たのしかった!
同じテーブルを囲ませてもらった方々も
とってもステキな方ばかりで、親切にも帰り道、
芒種さんのお店まで連れて行ってくださいました。
(結果、びっくりするほど近かったんだけど、笑)
ホント、お世話になり、ありがとうございました
お名前も伺わないままでしたが、
ご縁があればきっとまたどこかで会えるはず(笑)
それが酒縁というものですから
ま、ひとつ最大級の残念なことがありまして。
ステキ女子Yさんは無事に参加できたんだけど
Mは体調不良で参加できず、かわりに旦那さんがキタ!
もちろんご主人も何度も会っているので、
全然、問題はないんだけど。
そこはやっぱりあの日の3人で行きたかったなぁ(笑)
ま、一番悔しいのは、Mだと思うけど
いつかまたリベンジしましょうね(笑)
(ワタシもあんまり飲めてないし!)
みなさま、ステキな時間、ステキな出会いを
本当にありがとうございました
本日の満点度:☆☆☆☆☆/5