天城軍鶏とワインのマリアージュ

rikazo

2019年05月23日 14:53

天城軍鶏BBQに参加したオトナの遠足のハナシ。
まだ数日前なのに、もう遠い昔のことのよう。
昼間からおいしいワインをたくさんいただいて
すっかり夢心地な状態だった数時間、
現実逃避というか、桃源郷で過ごしていたような
しあわせな心地だったからかなぁ(笑)

最近は飲み会に参加することも少ないし
家では晩酌をしないワタシには
久しぶりに注がれるままにワインを飲むなんて
本当に久しぶりのことだったし
これまた久しぶりの天城軍鶏も
心置きなくたっぷり堪能させていただきました



ちゃんと撮影しなさいよ(笑)って感じですが・・・
いつのまにか、こんなカワイイ看板ができてました

往路は修善寺駅までお迎えに来ていただいて、
車で10分もかからないでしょうか。
久しぶりに訪れた堀江さんの養鶏場は、
いろいろオシャレになっていて驚きました。
(全体が見える写真が一切ありません)

年に何回(今年は7回?)か開かれている
天城軍鶏とワインのマリアージュを楽しむ会。
1月に募集をはじめたそうですが、
スグにいっぱいになっちゃうほど人気のイベントです。
毎回20人ほどのお客様が集まりますが
今年も秋の開催日はすぐにいっぱいになっちゃって
慌てて、5月の会に申し込みました。

天城軍鶏をお取り扱いしているお店やシェフさんが
集まるBBQはまた別に開催されているし、
各お店でもまた別に天城軍鶏の会も開いていますからね。
Hさん、すごいパワーだし、人脈だし、
それだけ食材に魅力があるってことですよね。

ワインのセレクトをおまかせする方は
各回でまた違う方だったりします。
この日は真鶴にお店があるのかな??
「ワイン・ラバーズ・ファクトリー」さんのTさんが
天城軍鶏にあうワインをご用意くださってました。

特に今回は、オーガニックワイン、
ナチュラルワインを中心に揃えてくださったそう。
ワタクシ、酸化防止剤入りのワインを飲むと
てきめんに頭が痛くなるので、助かります



乾杯の1杯は、スペインのビオワイン。
シュワっとした細かい泡も、飲み口も
さわやかで初夏の陽気にふさわしい!
飲みやす過ぎて、しょっぱなから危険な予感(笑)



天城軍鶏を使った前菜あれこれ。
サラミ、生ハム、パテ、ゼリー寄せ。



パリッパリの新鮮なお野菜をサラダとして。
そのままでも十分においしいけど
塩とオリーブオイル、バジルソースやわさび漬け、
味噌とにんにく、ハチミツとマヨネーズで作った
自家製のソースなどで食べるとまたうまし
(それらのソースは軍鶏との相性もバツグン!)

できるだけ地元のものでもてなしたいと
器も天城の木で作る地元の作家さんモノだそう。



どっさりと運ばれてきた天城軍鶏とお野菜。
炭火で焼いて、いっただきま~す



ピンボケですが、おろしたての生わさびで。
あぁ、おいしい。
あぁ、おいしいぞ~(笑)

焼きすぎない方がいいのだけど・・・



皮をカリッと焼いたのもまたうまし。

ワインもどんどん進みます。
2種類目は、スペインのシャルドネ。
これもビオワインだそうです。
コク深い飲み口がお肉にも負けてない。
炭火の香りにも深い飲み口があいますなぁ。
(どうやら写真を撮り忘れた模様、笑)



3種類目はスペインの赤ワイン。
これもやっぱりビオワインだそう。
スペインって、オーガニックワインが多いのかな。
そう思ってTさんに聞いてみると、
いま世界でも主流になりつつあるんだそうです。



同席してもらったAさんは、
天城のワサビ農家さんのお嫁さん。
自家製のわさび味噌を持参してくれていたので
それを食べさせてもらったのですが
このわさび味噌がまたおいしくて
新じゃがとの相性もバツグン!!
もちろん、軍鶏にもあうのですが・・・



ふふふ・・・
焼きおにぎり、最高でしょう!!

ワサビはあんまり火を入れちゃうと
せっかくの辛味が飛んじゃう
ひっくり返さない方がいいんだけど
ちょっと焦げた味噌の香ばしさも捨てがたい。
そう思って念じていたら(笑)・・・



Hさんがバーナーを出してくれました(笑)
(ワガママ聞いてくれて、ありがとう!)

サッと炙ったら、もうサイのコウ!!
しかも、半分をアヒージョのオイルに漬けたのも
おいしさをUPさせてくれていました。



そうそう、順番が前後しちゃったけど(笑)
砂肝とレバー、エリンギをアヒージョに。

プリップリの天城軍鶏の内臓の
この美しさ、新鮮さ、わかります!!??
レバーは、生で食べても大丈夫なくらい新鮮!
しかも、生でいただくほうがレバー臭さが皆無。
レバーが苦手なヒトでも、これは食べられるって。
そりゃ、驚くよねぇ、こんなの食べたことない。

そうこうしているうちに、
ワインのすごいのが出てきました!



なんと15年物!2004年産フランスワイン。
15年熟成のヴィンテージの白ワイン。
天然酵母がまだ生きているから、
口に含むとシュワシュワというかチリチリというか
微炭酸のシャンパンみたいな刺激が広がります。

ほんの少し酸味もありつつ、深い味わいなので
白だけど、お肉にも、わさび味噌のような
味の濃いものにも、遜色なくあいますねぇ。

1本7000円以上もする貴重なワインなのだそうです。
これ飲めただけでも、会費の元がとれちゃう(笑)
それなのに、すすめ上手のTさんが惜しげもなく
ワイングラスに何度も注いでくれちゃうという
なんとも贅沢なオハナシでした(笑)



有名な湘南パンケーキの元シェフがいらしていて
デザートにパンケーキを焼いてくださいました。
(オーガニックのカカオニブを入れてあります)



デザートにはフルーティな甘口スパークリング。
マスカットのガツンとした甘さもありながら
口の中にべっとり残るようなものではないので
これだけでも十分にデザートになり得る1杯。
おなかいっぱいなのに、おいしすぎてまたグビグビ。
もう飲めないよって思っていたのに、おかわりもグビリ。

いかんいかん
これからタクシーと電車と新幹線を乗り継いで
静岡まで帰らなきゃいけないのに、飲みすぎたぞ~



あぁ、本当においしかったし、楽しかったなぁ。



お天気もすごくよかったし。
青空も、新緑も、川のせせらぎも。
五感をフル動員しつつもリラックスしたひととき。

ホントにしあわせすぎた時間でした

Hさん、お誘いくださりありがとう
奥様も息子ちゃんもスタッフさんも
素晴らしいおもてなしをありがとうございました。

同席くださったAさん、ご縁に感謝です。
希少な真妻わさびも本当においしかったです
どうぞこれからもよろしくお願いします。

そして、いつもながらご一緒してくれた
Tちゃん、ステキ女子Yさんにも感謝!!



オマケは、帰りの新幹線で見えた富士山。
墨絵みたいで、幻想的。
ハッキリ見える富士山もいいけど、これもまたキレイ。
いい1日だったなぁ。

本日の満点度:☆☆☆☆☆/5

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