泣いたー。

rikazo

2013年06月22日 03:13

いや、もう泣いたなんてもんじゃなく。
もう最初からずーっと、ほぼ泣いてました



『残月 みをつくし料理帖』
(高田郁著/ハルキ文庫)


でも前作みたいな途方もない哀しみではなく、
人が人を想うその優しさや切なさや、慈しみや愛しさに
心が震えての涙が多いのは救いです。

物語の終着点にむけて、また大きくストーリーが動き始めましたね。

あぁ、続きが早く読みたいけど、だけど、このまま終わらないでも欲しい。

もうね、みんなに幸せになって欲しいんだよ。
つる家の三方よしじゃないけど、澪たちの過酷な運命に関わった人たち、
みんなに幸せになって欲しい。
あ、采女だけは、幸せにならなくて良いですけどね(笑)。

いやぁ、しかし、ホントになんてあったかい人なんだろうと思います。
もちろん今も昔も善人ばかりな訳じゃない世の中だけどさ、
互いが互いを想い合って、こんなに優しく強くなれるなんて。
そして、そんな物語を紡ぎ出せるなんて。
やっぱり、高田さんの温かさ、優しさ、強さそのものなんだろうなー。

くー。
しかし、妄想キャスティングの宿題にしてた
途中から出てきた登場人物たちを真剣に考えたいなぁ。
今回、ある人物がかなり重要なキャストに昇格してますからねー
初登場のとき、誰にしてたかなぁ。

ほかの人物も、段々、実年齢が伴わなくなってきた気もするから
再考してみようかなぁ…。

しかし、源斉先生は揺るぎなく、勘九郎さんです、私の中ではね

ああ、今日はものすごく眠かったのに、また寝そびれました
泣きすぎで、まぶたもおもーい

本日の満点度:☆☆☆☆☆/5

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