呼ばれました!!

rikazo

2024年03月01日 18:29

ビリヤニを食べたら、そのまま帰るつもりだったのに
駐車場に向かうエスカレーターで
自然と下の階に向かっちゃいました。
脚が勝手にってのは大げさだけど(笑)
本当は急いで帰りたかったのに、
「本屋さんには寄っていくか」って感じ。

でも、数日前にもセノバの本屋さんに行って
何冊か買ってきたばかりなので
ストックされている新刊本、何冊かあるのに。

で、呼ばれたかのように向かった先には



高田郁さんの『あきない正傳 金と銀』の最新刊、
特別巻の下が並んでいました

もうね、毎回、呼ばれるんですよ~(笑)

高田郁さんの作品は
2月と8月に新刊が出るってのは
アタマの片隅にいつも入れてあるのですが
いつもその月になると忘れてしまうのです
でも、こうしてちゃんと呼んでもらえる(笑)

ま、多いときは週に3回は本屋をチェックするので
呼ばれていなくても気がつくことが多いのですけど。
珍しく本屋さんをスルーして帰ろうとした日でも、
高田さんの作品には、ホント、呼んでもらえる気がします。



先日、別の本屋で見かけて
その時は買わずに帰ってきた
小路幸也さんの『花見小路シリーズ』と
『牡丹堂シリーズ』の中島久枝さんの新刊も。

牡丹堂シリーズの中島さんは
以前はフードライターをしていらしたので
食関連の作品が多いし、得意とされているので
ワタシも好きで読んでいる作品も多いのですが。

『みをつくし料理帖』の大ヒット以来、
猫も杓子も状態で料理を舞台にした
時代小説が増えて食傷気味な傾向にあります。

編集者が流行に乗って書かせているのか
作家さん自身がテーマを選ぶのか
二番煎じ、三番煎じみたいな作品も多くって
「プライドなさ過ぎじゃ無い?」って思うこともしばし。
ま、面白い作品なら、いいんですけどね。

高田さんが「みをつくし料理帖』を書かれた頃は
江戸の街が舞台でも無く、
剣豪が出てくるでも無い内容じゃ
ヒットはしないって言われたりもしたそうです。
それでも、剣を庖丁に変えて勝負するって
世界観を作り上げ、大ヒットさせたご苦労があるのに
二匹目、三匹目のどじょうを狙った作品のなんと多いことか!

いやいや、
どんな作品でも、文章を紡ぐ大変さはあるからね
作家さんへのリスペクトはあります。
その作品を読む読まないは、読者の自由だしね。

しかし!!
確定申告がまだ一切手つかずで
この週末、がんばって作業しようと思っているのに
いかん、読みたい本が山積みになっちまった
実は、永井路子さんの藤原道長を主人公にした
上下巻もある小説も買ってきてあるのです

でも、確定申告はマジでお尻に火がついてるし
のんきに読書にいそしんでる時間は無い
読みたいときに限って時間が無いよぉ。
いや、時間が無いときに限って読みたい本があるのか

本日の満点度:☆☆☆☆☆/5

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