若い!!!

rikazo

2013年08月21日 09:30

探したい本があり、あっちこっちに仕舞ってある本を探索。
結局、お目当ての本は見つからなくてAmazonで買っちゃった。
でも探してる途中で、仕舞い込んだまま
20年くらい放置してあったと思われる本を数冊掘り出しました。

その中の2冊。



うっひゃーーー
牧瀬里穂ちゃん、若―――い
いまや世界の渡辺謙さん、ギラギラしとる~~~

『幕末純情伝』
『龍馬伝 野望篇』
(つかこうへい著/角川文庫)

幕末純情伝、舞台になってたな―。
熱海殺人事件は観たけど(しかも伝説の阿部寛版!!)、
幕末純情伝は観られなかったんだよね~。

最近でも、広末涼子とか(最近じゃないか)、石原さとみとかでやってますよね。

牧瀬里穂ちゃんと渡辺謙さんのは、映画でしたっけ?
観た覚えが無いから、原作読んだだけなんだろうな~。

原作が先か、舞台が先かは忘れちゃったけど。
映画化の時には、こんなショッキングでエロいお話を、
ピッカピカのアイドルがやるの!?・・・って驚いたもんです。
映画は原作よりもグッとおとなしかったんだろうけど(笑)。

久々に読んだら、やっぱりハチャメチャでした。
歴史的にはハチャメチャだし、こんな人いたら困るよぉって思うけど。

幕末という、300年も泰平が続いてた時代が
大きな変換期を迎えていたあの頃って、
抗いきれない大きなうねりみたいなものが満ち溢れていて。

そんな中で、何かを成し遂げようとしていた人たちは、
(そのうねりに抗うのか、乗っかるのかは別としても)
きっとみんな、ある意味、変人、ヘンな人たちだったんじゃないかと。
一種の物狂いみたいな状態じゃなかったんだろうかと、実は思っていて。
じゃなきゃ、明治維新なんていうある意味、革命なんて起こせないし、
尊王じゃ、攘夷じゃって、
とり憑かれたかのように邁進できないんじゃないか、と思ってるんです。

そうだとしたら、ストーリーは歴史的事実とは違うけど、
総司も土方も、もちろん竜馬も、
こういうおかしな人たちだったんじゃなかろうかと。
思わず信じかけてしまいそうな勢いがありますね、いま読み返しても。

20年以上前、最初にこの本を読んだときには、
そんなこと考えもせず、ただただ面白く読んだだけだと思うけど。
まぁ、私も、牧瀬里穂ちゃんも、謙さんも若かったってことです(笑)。
あ、一緒にすんなですね

『龍馬伝』の方も読み返そうっと。

本日の満点度:☆☆☆/5

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