本の置き場にも困っていることもあり、最近は本屋へ行くのを控えています。
でも基本的には活字中毒なので、やっぱり週に1~2回は本屋へ足が向いてしまう…
数日前もショッピングセンターの中にある本屋さんへ寄り道
内田康夫さんの浅見光彦シリーズの新刊が出ていたので、それと、
帯に書かれていた、先日亡くなった児玉清さんの書評に惹かれ、もう1冊文庫を購入。
買ってきたときは、全く気がつかなかったのですが…
タイトルがダダかぶり!?
『還らざる道』(内田康夫著/祥伝社文庫)
『還るべき場所』(笹本稜平著/文春文庫)
還らざると、還るべきだから、ダダかぶりってのはちと違うか
『還るべき場所』
本格的な山岳小説でありながら、ミステリーっぽい要素もあり、
生きる意味について考えさせられたり…
かなり骨太で、読みごたえのある作品でした。
ある登場人物が語る言葉が、なんというかズシリと刺さり、
そしてきらりと光る珠玉な言葉ばかりなのです。
人生の先達の言葉って重いよねと思わされるというのかなぁ…。
浅見光彦ものはね、もうある意味、お約束みたいなところがありますからね。
社会的なネタを扱いながらも、どこか軽さがあるのは、これはこれで長所でもありますからね
タイトルが似てるからって『還るべき場所』と較べるもんでもない訳です。
今夜は、恒例第3回になる「本読みの会」です。
テーマは、
“雨”。
何を選ぶかほとんど真面目に考えていなかったので、焦っています
だって、ほかのお2人の本読み力って、すごく深いので太刀打ちできないんです。
本に対する姿勢の違いが、この回を重ねるごとに浮き彫りになってる気がします
でも、美味しい肴と美味しいお酒も楽しみなので、ドキドキしつつも、そろそろ出かけようっと!!
本日の満点度:☆☆☆☆/5