せっかく下田まで来ているから
行きたいと思っていた場所に行ってみようと
前々から気になっていた「白濱神社」へ。
本当は「
伊古奈比咩命神社」というのが正式名称とのこと。
2400年の歴史がある伊豆最古の神社と言われています。
縁結びの神様としても知られていて
西城秀樹さんが挙式したの、なんとなく覚えてる・・・。
（年齢がバレますなぁ、あ、バレてるか。）
何度か前は通っているはずなのに
その存在に気づいていませんでした。
このあたり、海岸線を走っていると、
美しい白浜の海岸に目を奪われてしまい
一見、森のような木々に囲まれた
こちらの神社の存在を見落としていたようです。
これまではご縁が無かったのかもしれません。
駐車場からですと脇から境内に入れるのですが
いったん、国道沿いから入り直しました。
境内に入ると、空気が濃密に感じます。
なんというか、ただ者では無いような雰囲気。
それは、さらに奥の本殿に近づくともっと濃厚に。
いかにも神域って感じの気配だとあとから分かりました。
ご神木も気になったのですが
お手水場で手と口を清めた後は
まずは拝殿にお詣りさせていただきました。
ふと横を見ると、拝殿の左手に階段があります。
鳥居をくぐって階段を登っていくと
小高い山（丘？）は青桐の群生地にもなっていて
数歩ごとにご神託？が書かれた札が立っていました。
ここから
神域の文字にドキドキ。
入らせていただいていいんですよね？
ダメとは書いていないので、一礼して入りました。
ダメとは書いていなかったので
本殿の写真も撮らせていただきました。
もちろん、その前にお詣りはさせてもらっています。
こちらは空気がさらに濃密だったなぁ。
ちょっと息が苦しいと思うくらいの濃密さ。
最近、ここまで濃密さを感じたことは無いなぁ。
ちょっと神秘的過ぎて怖いくらいでした。
（ひとりだったし、薄曇りだったからかな、）
階段を降りて、御朱印をいただいてから
もう少し境内を散策いたしました。
手水舎のすぐ横に立つ薬師の柏慎（やくしのびゃくしん）。
幹の中をのぞいてみると・・・
小さな祠が納められていて、中には薬師さんの像。
こちらは、白龍の柏慎（はくりゅうのびゃくしん）。
もう枯れてしまっているのですが
それでも立っている姿に勇気づけられます。
遠目で見ると、白龍に見えますかね。
駐車場の奥に鳥居。
この鳥居をくぐって海岸に向かうと
この景色！！！！！
白浜海岸のビーチが一望。
もっと右に視線を向けると白砂の海岸が
なが～く続いているのですが
この日は良い波だったから
海の中はサーファーがいっぱいでした。
そして、この景色！！！！！
青空だったら、どんなに素晴らしかったか。
いや、青空で無くてもすごい景色だけど。
この鳥居は・・・
うろ覚えの知識なんですが
沖の島々の神様に向けて建っているらしいです。
白浜神社のご祭神は、海からこの地にやってきて
この土地の姫神を妃に迎えて島造りをしたそうで。
それが初島とか神津島とか大島とかになったらしい。
いざなみいざなぎの国生みのお話みたいですね。
鳥居の建つ大岩の、
左手の岩にも細い石が建ってましたが、
その姿形が観音様に見えたんです。
でも、鳥居をくぐってから見てみると
観音様というよりはペンギン？？
鳥居の建つ大岩から振り返るとこの景色。
この直後に大きな波がざぶ～ん！！！
びしょ濡れになるとこでした
（笑）
この日は特に急いでもいなかったので、
ワタシはのんびりと人がいなくなって
写真を撮れるタイミングを待っていたんですけどね。
中国人の観光客かなぁ・・・
（ファッションセンスがそんな感じ
）
Vlog用？自撮り棒のカメラを持った
カップルがず～っと鳥居の前を占拠していて
いちゃこらいちゃこら、ちょっとウザかった・・・。
いえ、いちゃつくのは別にいいんですけどね。
ワタシの前に、ご高齢のおばあちゃんを含めた
ご家族連れもいらっしゃったんです。
足下が悪い岩場ををお孫さんに支えられながら
おばあちゃんが歩いて登ってたんだけど
そのカップルが、その先でいちゃついてて。
抱き合ったりバックハグしたりしつつ撮影してるから
先に進めないでいたんです
「そこ、どいてあげてください！」って
横から口出しそうになりましたが
せっかく日本に来てくれてるしなぁと
「そこを、どきやがれっ！」って念力を送るにとどめました
ワタシの邪念のような念力が通じたのか、
6人分の圧をようやく感じたのか、
しばらく待っていたら、どいたけど（笑）
中国人だろうが日本人だろうが
空気を読めないヒトっていますねぇ
もう少し、目配りとか気遣いとかして欲しいなぁ。
せっかく念願の神社さんにお詣りができたのに。
最後の最後に、ちょっとだけだけど
負のキモチを抱えてしまったなぁ。
でも、そのおばあちゃん連れのご家族が
全然、イライラもせずに過ごしていたので
おおらかなご家族だなぁとほっこりしました。
そのご家族、全員では写真を撮っていなかったのです。
｢みなさんで撮りましょうか？」って
声をかけてあげたいと思いつつ
お返しに撮りますよって言われるのも困るなと
妄想しすぎて声をかけられなかったことを
いまも少しだけ後悔しています。
おせっかい焼けば良かったなぁ。
あ。
いただいた御朱印の写真をまだ撮影しておらず。
また改めてご紹介しますね～。
本日の満点度：☆☆☆☆☆/5
（笑）
）
