南伊豆滞在最終日もスパ活。
新鮮なお魚も食べたいところですが
市場調査という名目で滞在してるのだし
木金がお休みのところが多くて
行けなかったお店がいくつかあるのです。
ただ、こちとら、もう哀しき50代半ば。
カレーのお店を2軒ハシゴする胃袋は無い

1番行ってみたかったお店、「南豆亭」さんへ。
南伊豆町は移住を支援してくれる制度が充実。
空き家バンクとかはもちろんあるのですが
チャレンジショップ制度ってのがあるんだそう。
これは移住するヒトだけではなく
新たにご商売を始めたい人を支援する制度で
ここで修行を積んで、お店や人柄を知ってもらい
本格的にご商売を始めた方がたくさんいるみたい。
「南豆亭」さんもその1軒。
以前、スパイスカレーで県内あちこち検索した時に
コチラのお店もチェックしたんですが
南伊豆まではなかなか行けないなぁって

でも、なんとなく覚えていたんですよねぇ。
今年の春、築100年以上の古民家に移転OPEN。
改装とか準備期間中はキッチンカーでも営業していたと
店主さんを紹介していた記事を読んでいたので
勝手に、すごいパワフルな熱い人を想像していました。
役場とかのある南伊豆町中心部から車で5分ほど。
田圃や畑が拡がる中にお家も何軒かある
集落の中にお店がありました。
川を挟んだところに広い駐車場がありました。
よかった!
金土日の営業なのは分かっていたけど
臨時休業ではなくて、ほっ。
カレーは、定番のチキンカレーなど3種類。
他にチキンティッカやスパイス玉子、サモサ等も。
せっかくここまで来たのだし、次にいつ来れるか分からないので
ワタシは南豆スペシャルってにすると、決めてました。
サモサ以外、全部乗せ状態のボリューミーなひと皿。
パパドゥ(豆のおせんべいみたいなもの)を外すと
ごはんとスパイス玉子にご対面!
ちなみにごはんは日本のお米も選べるし
ハーフ&ハーフにすることもできるそう。
写真にチラリとしか見えてませんが
右下の白いのはライタというヨーグルトソース。
刻んだ紫玉子入りの甘くないヨーグルトで
これをかけると味変にもなるし、
そのまま食べてお口直しにもなります。
カレーは、3種類ともすごくマイルドで
辛さはほとんど感じませんでした。
でも食べ進めていくと、じんわりと汗が

少ししかお話はしていないけど、
店主さんのお人柄のようなカレーだと思いました。
勝手にイメージしていた熱い人とは真逆。
とてもやわらかで優しげな方だったんです。
でも、きっと芯は強くて熱い想いの持ち主なだろうな。
じゃないと、川崎から南伊豆にやってきて
ご商売を本格的に始動させたりはできないと思う。
見かけ倒しでてんで勇気が無いワタシからしたら
すごいなぁとただただすごいなぁと思ってしまう。
若い頃の無鉄砲なワタシのままなら
こういうチャレンジもしたのだろうか・・・
いや、資金がなさ過ぎるな、しょぼん

・・・と旅先ではひとり時間が長いので妄想が暴走(笑)
こういうスパイスカレーは好き嫌いがあると思うけど
チャレンジショップ時代に知り合ったお客さんが来ていたり
作業服姿の男性2人連れが来ていたり
少し離れた場所で飲食店をやってるらしき女性2人組が来たり
常連さんっぽい女性のおひとりさまがいたりと
次から次へとお客さんが来ていました。
古民家の雰囲気もステキだし、
店主さんのお人柄に惹かれてる方も多そう。
スペシャルにはドリンクがついていないので
はちみつミントティーを冒険で!?選んでみました。
はちみつとミント、合うのだろうかと疑っていたけど
いやいや、これ、とても美味しかった~
思わずお土産に買ってしまったほど(笑)
ワタシ、サモサも好きなので、
本当は食べたかったんだけど
さすがに、これだけ食べるのが精一杯でした。
カレーを1種類ずつ食べるのも良し
それぞれ個性が主張しすぎてないから
3種類を混ぜてみても美味しかったですし
ライタやアチャールのような辛い調味料を混ぜると
複雑なハーモニーが生まれて、なお美味しい。
おなかパンパンでしたがしっかり完食しちゃいました。
チキンも玉子ももちろん美味しかったです。
チキン、炭火で焼いてるわけじゃ無いと思うのだけど
(焼いていたのかもしれませんが)
芳ばしくて、しっかり味もしみしみでした。
ネパールのダルバートに似ている構成でしたが
ダル(豆)のカレーでは無かったので
インドの家庭料理とか定食のスタイルなのでしょうね。
美味しかったですし、また機会があれば行きたいな。
カレー好きな友人やスパ活仲間を連れていきたいけど
南伊豆まで140kmのドライブに付き合ってくれるほど
お時間のある人もなかなかいませんね(笑)
本日の満点度:☆☆☆☆☆/5