新宮さんの浜松餃子でお腹も満たしたあとは
お店のすぐお隣にある「井伊谷宮」や
「龍潭寺」を素通りはできません（笑）
まずはお隣の
井伊谷宮さんに参拝。
もう何度かいただいていますが、
令和初の御朱印もいただきました。
コチラのご祭神は南北朝時代の「宗良（むねなが）親王」。
井伊家ともゆかりが深い後醍醐天皇の第四王子。
拝殿の裏手には、親王のお墓所もあります。
墓所は宮内庁管轄で門で閉ざされています。
古墳みたいな状態なのでしょうかね??
その墓所の前のわき道から「
龍潭寺」さんへ。
ここからのルートだと、
まず、井伊家代々の墓所にたどり着くので
直虎公（柴咲コウ）はじめ、
父親の直盛公（杉本哲太さん）、
母君の祐椿尼さま（財前直見さん）のお墓にご挨拶。
その隣には井伊家家臣団の墓所。
史実では謀反人として処刑されている
小野政次（高橋一生さん）の墓はさすがにありませんが
桶狭間で亡くなった弟の玄蕃（井上芳雄さん）はじめ
小野家代々の墓がずらりと並んでいます。
（それもあって、政次が実は味方だったという見解も生まれているそう）
大河ドラマでなじみのあった家臣団
新野左馬之助（苅谷俊介）、中野直由（筧利夫さん）、
ユキロックとして人気の出た中野直之（矢本悠馬さん）、
奥山六左衛門（田中美央さん）などのお墓も。
みなさん当然まだご存命なのに、
俳優さんたちの顔を思い浮かべながらのお墓参り（笑）
裏手からのルートになるので、ようやく見えてくる本堂。
禅宗のお寺らしい枯山水のお庭も美しいですが
いつ来ても、ピリリとした雰囲気に満ちています。
お盆期間だからでしょうね。
今まで見たことがない飾り棚（?）がありました。
境内は、もう何度も拝観しているし、
あまりの暑さに閉口し、今回はスルーして撤退（笑）
あちーあちーと言いながら次に向かいます。
このあと写真が全然ないのですが何か所か直虎史跡巡り。
まずは、やっぱり素通りはできないと政次終焉の地にお参り。
（処刑された蟹渕はいかなかったけど）
慰霊碑の看板は、もう脇にどかされちゃってました。
渭伊神社や天白磐座遺跡も行きたかったけど
その前に通りがかった「妙雲寺」さんが
初めて開門していたので、寄り道。
ここは南渓和尚（小林薫さん）の肖像画や
直虎公と南渓和尚のご位牌が見つかったお寺。
週末以外、普段は非公開ですが、
この日はお盆で檀家さんが集まっていらっしゃいました。
本当は御朱印をいただきたかったけど、
お盆の直会中っぽく、
みなさん盛り上がっていたので声かけられず（笑）
参拝させてもらえただけでもラッキーですしね。
井伊谷の集落、最後は、直虎公の墓所とも言われる祠へ。
ここはほとんど知られていないスポットらしくて
これまで他に観光客も見たことがないのですが
大河ドラマ放送から2年。
既に忘れ去られたスポットになっていて哀しい・・・。
まだ町のあちこちで見かけた直虎の幟も、
この場所にはもう飾られていません。
祠に向かう道も、草が生い茂っちゃってたし。
草むしりしてあげたいくらいでした。
こうしてまた歴史が埋もれてしまうのかなぁ。
「ず～っと前から祠があるけど、あれはなんだろうね」って
きっと直虎がドラマ化しなかったら、
分からないままだったろうし、
これから先、また、そうやって忘れられてしまうのかも。
でも、だぁさんとワタシだけは、忘れないからね（笑）
また直虎のみんなに会いたくなったら、
寄らせてくださいねってお願いしてきました。
（そんなに好きなら、DVDを買いなさい、笑）
なんだかとても惹かれる井伊谷のまち。
何も変わらないようでいて、変わっちゃったことがひとつ。
（知ってはいましたが）
有名な味噌まんじゅうの「紅屋」さんが閉店。
母親が存命だったころにも、何度も買いに来たし、
すごい人気だったころには予約までして買ったという
思い出あふれるおまんじゅうでした。
もう違う建物が建っていて、本当に閉店しちゃったんだなぁと
少し寂しい想いを抱きながら、井伊谷をあとにしました。
キモチを切り替えて、お目当てのもう一つ。
長坂養蜂場さんに蜂蜜を買いに行きま～す！
本日の満点度：☆☆☆☆☆/5 
