もみじのお菓子と聞いて最初に浮かぶのは・・・
そう、やっぱりもみじまんじゅうですよねー。
でもそれって宮島名物のイメージ。
香嵐渓の名物は・・・
これ、これ!!
もみじの衣揚げ
はい、ホンモノの正真正銘のもみじの葉っぱ。
それを小麦粉、お砂糖、白ゴマ等を混ぜた衣につけて
揚げてあるお菓子なんですよ――
これね、昭和の初めからある香嵐渓名物。
当時、町のみなさんで何か名物を作ろうと考えたんだそう。
いくらでもある(落ちてる?)もみじの葉っぱを塩漬けにして
甘い衣をつけて揚げたお菓子。
カリカリでかりんとうみたいな感じ。
昭和のはじめに、もう街おこしのために、
町ぐるみで名物を作ろうって発想があったのがすごいなぁ。
葉っぱの塩漬けといえば、松崎の桜葉。
あれも塩漬けにしてるから、衣つけて揚げたら、
しその天ぷらみたいで美味しそうな気がする・・・。
こちらの名物、あちこちのお店で作ってるそう。
上の写真は「だるまや」さんオリジナル。
こちらは、衣揚げを考案した時に人々をまとめた「げたげん」さんのもの。
当時の本業は下駄屋さんだったそうです。
その頃の屋号で、いまも「げたげん」というわけですね。
衣の雰囲気が全然違ってびっくり。
せっかくのもみじがクシャッとなっちゃってるのは残念です(笑)。
味は、コチラのモノの方が甘さ控えめ。
衣もこちらはかりんとうというより、小麦粉せんべいみたい。
しかも、こっちはすごーーーく硬くて、前歯が折れそう(笑)。
だけどちょっと咥えて(?)いれば柔らかくなるからね、
歯を折らないように気をつけて食べよう。
比較文化論や比較都市論を専攻していたワタシ。
どうしても、こうして比較して写真を撮りたくなります(笑)。
もみじの衣揚げ、日本茶だけじゃなく紅茶やコーヒーにもあいそう。
明日、妹たちにも分けてあげようと思い、
2つ余分に買ってきちゃったけど、もらってくれるかなぁ。
本日の満点度:☆☆☆☆/5