山の中だからなのか、少し天気が下り坂なのか
16時くらいでもうあたりが薄暗くなり始めました
ホテルにチェックインしてから、と思っていたけど。
先に、かずら橋に向かいましょう!!
(ホテルには少し遅れる旨、電話済み)
前の車について行ったら、広くてキレイな駐車場。
そこしかないのかなぁって思って停めちゃったけど。
一番遠くて、値段も高かった(笑)
くーーっ、かずら橋初心者トラップだ
もし次回行くことがあれば、あっちの駐車場に停めようと
心に誓ったけど、もう行くことはないのだろうなぁ(笑)
今日はもうこんぴらさんで十分に歩いたのに。
最後の最後、まだ歩くのかぁ~とぼやきながら
坂道を下ること数分(帰りは登るのね、この道を
)
おおお、かずら橋が見えてきました!!
意外と開けたところにかかってます(笑)
想像ではもっと山の中の鬱蒼としたイメージだったんだけど。
でも、川面に映る橋のシルエットを見て!!!
ここから見ても、橋げたがすき間だらけなのが分かる
実は高所恐怖症なYさん。
このあたりで既にビビっていました
かずら橋は3年に一度かけ直すそうなのですが
そのための基金の意味もあって、有料です。
お金を払ってまで、怖い想いをする酔狂な人がいっぱい(笑)
上から見たときより、人が多いなぁ・・・
混んでるタイミングで来てしまった模様。
橋のそばまで来たら、おお、秘境感が少し増したぞ!
精霊の守り人で、綾瀬はるかが襲われているつり橋みたい。
名前の通り、かずらのツルを編んでかけた橋ですが
安心してください、いまは中にワイヤーが通ってるそう。
な~んだ、じゃぁ、そんなに怖くなさそうじゃん。
こんなに続々と大勢渡っているし。
ん??
この橋、定員とかないの??
結構な人数、一度に渡らせちゃうのね・・・
でも、おばあさんとかもいるし、余裕余裕!!
ワタシ、高いところも大好きだし、ツリバシストだし。
余裕だから、スマホでYさんとTちゃんの写真も撮っちゃるね!
げげげっ!!
橋板の間隔が想像以上に広いじゃないか!?
しかも、大勢渡っているせいか、か~なり揺れるし。
しかもしかも、両側の欄干(?)が想像以上に脆い!!
つかまろうと力を入れるとぐ~んと20cmくらい動いちゃう。
その反動で身体もぐ~んと引っ張られちゃうから、こわっ
ヤバイ。
そ~っと振り返って1枚ずつ、
2人の写真を撮ったのが精いっぱい(笑)
とてもじゃないけど、両手を離して自撮りなんぞできん!!
しかも、このすき間だとスマホを落としたら、
谷底に真っ逆さまに落ちてくよねぇ・・・
スマホはポケットにしまっておかねば。
それでも、ワタシはスリルを楽しむ余裕がありましたが。
後ろのYさん、マジでヤバそうでした。
いつも冷静そうなクールビューティーが
「怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い」
「どうしよう、どうしよう、渡れないかも、渡れないかも」
ず~っとつぶやいていて、恐怖をあおります(笑)
「引き返すなら今だよ。
一歩通行だけど、1mくらいなら許してくれるよ。
も少し進んでから動けなくなっても、
おんぶもだっこもできないから、助けてあげられないよ」
非情にも言い放つワタクシ(笑)
「足が、脚が、あしが震える・・・」
こんぴらさんで疲れているせいなのか、
恐怖で足がすくんでるのか、自分でもわからないけど。
確かに、脚がプルプルプル
申し訳ないけど、Yさんの怖がりぶりを笑いつつも
自分もそんなに余裕がありませんでした
500円だか550円だか忘れましたが。
このお値段で、この恐怖心を味わえるなら
ジェットコースターとかより効率がいい気がします(笑)
3年に一度のかけ替えとのことですが。
かけ替え直前の最大に老朽化が進んでいるときなら
この恐怖はさらに倍増しそうだわ~。
できれば、もう1回、渡ってみたいなぁ。
その時には、さらに奥にあるという
「奥祖谷二重かずら橋」も渡りたいものです。
(このときは、はまだ通行止めでした。)
駐車場まで戻る途中には茶屋が数軒。
炭火で焼いた団子やヤマメ、
さらに祖谷渓名物のでこまわしってのが食べられます。
このあと、スグにお宿でごはんだから
食べたいって言っても却下されるかなと思ったけど。
3人で1本、いただきました~。
次にいつ来れるかわからないからね。
心残りはできるだけ避けたいものです(笑)
柚子風味の味噌が焼けてこうばしい
上から蕎麦団子、ジャガイモ、豆腐、こんにゃく。
4つ刺さってるのは当店だけって書いてありました。
(他のお店は何が刺さっていないのかしらん。)
どれもおいしかったけど、豆腐が良かったなぁ。
こんにゃくもシコシコと歯ごたえバツグン。
ちょうどおばちゃんが、ぶ~んと回したところ。
串が刺さっているわっかの部分だけが回るようになってました。
でこまわしのでこは、人形のこと。
徳島といえば人形浄瑠璃が有名ですが、
その人形を炭火の周りをクルクル回すことから
でこまわしって名前が付いたんだそうです。
もっとお腹ペッコペコの状態で食べたかったな(笑)
かずら橋からホテルまでは、車で5分ほどでした。
朝一番の空いてるときに行くのもアリでしたかね。
橋は夜のライトアップもやっていたんですが、
寒そうだったし眠かったので、温泉を優先。
あれもこれも、と欲張りすぎは禁物な旅でした(笑)
本日の満点度:☆☆☆☆☆/5