以前から傾向はありましたが、最近の私…
読書に妄想がつきものになっちゃってます。
もちろん、読んでいて面白い!と夢中になれる作品に限ってのハナシ。
キャラクター設定がしっかりしていて、
脇役までちゃんと書き込まれている小説だと妄想キャスティング、止まりません
最近の妄想キャスティング、Best3作品は…
①『みをつくし料理帖』シリーズ
②『東京バンドワゴン』シリーズ
③『図書館戦争』シリーズ
③の図書館戦争シリーズに至っては、完全にキャラ読みです。
①、②に程には、笑って泣けてほっこり気持ちがあったかくなるような作品ではないけど
ドラマ化とか映画化とかするなら、誰が良いかなぁと妄想するにはもってこい。
キャラクター設定が個性的で、魅力的です。
ま、10代のころにキュンとしたコバルト文庫のノリではありますが
堂々の第1位は、やっぱり
『みをつくし料理帖』。
これは、もう
不動の1位です

妄想仲間がどんどん増えていますしね。
前回くらいから、妄想キャスティングが揺れ動き始めているので、
ここでちょいとおさらいしておこうと思います。
(誰も待っていないと思いますが、自分自身の記憶のためにもね
)
ただし、今回は各巻のあらすじはやめておきます。
過去記事をご参照くださいませ。
■
八朔の雪 →
コチラ
■
花散らしの雨 →
コチラ
■
想い雲 →
コチラ
■
今朝の春 →
コチラ
『みをつくし料理帖』
(高田郁著/ハルキ文庫)
さぁ、妄想キャスティングのおさらい編、はじまり、はじまり~
私のキャスティング案は、
かなり本気でN●Kさんでの土曜ドラマ枠を想定しています。
だから、全体のバランスとか、N●K好みの配役とか、
ついついギャラ的なことまで想定している入れ込みようです…。
※緑はテッパン!!私の中で絶対に譲れないキャスティング
※黒字は私の中で若干の迷いがあるキャスティングです。
******************************
澪:多部未華子
芳(ご寮さん):樋口可南子
種市:橋爪功
小松原:沢村一樹
永田源斉:中村勘太郎
又次:寺島 進
おりょう:余 貴美子
伊佐三:伊原剛志
登龍楼主人(采女宗馬):渡辺いっけい
清右衛門(滝沢馬琴):江守 徹
坂村堂:小日向文世
太一:土井洋輝
ふき:美山加恋
健坊:加藤清史郎
美緒:福田沙紀
りう:佐々木すみ江
嘉兵衛:國村 隼
佐兵衛:岡田義徳
野江:水川あさみ
翁屋伝右衛門:六平直政
日本橋伊勢屋:小野武彦
お牧:野波麻帆
小松原の母:野際陽子
******************************
以上です。
いかがでしょう??
ホントのドラマになったときの、エンドロールでの順番まで若干意識してみました。
だから、“トメ”役者は、野際陽子さん、ということになりますね。
さて、これまでも書いていますが、少々説明と言い訳をさせてください。
澪:多部未華子
ず~っと蒼井優さんを推してきましたが、ここへきて若手にキャスティング変更。
本気でN●Kでのドラマ化を目指すのであれば、蒼井優さんではもう大物すぎる気がして。
大河ドラマや朝の連ドラなら別ですが、
土曜ドラマの枠は若手起用のほうが通りやすいと思うんですよね。
多部ちゃんも演技上手だし、結構な下がり眉。
澪のひたむきさ、一生懸命さをそのまんま演じてくれそうです。
芳(ご寮さん):樋口可南子
正直、かたせ梨乃さんと悩んでます。
芳さんは、ふっくらしているイメージがあるので、
樋口さんだと細すぎるのです。
松坂慶子さんも良いなぁ。
元は大店の女将さんだから、気品があって思慮深く、
さらには澪への慈愛にあふれたご寮さん。
このお三方ならどなたが演じても文句は言いません。
種市:橋爪功
種市も、主役級の重要人物だけに悩ましいところです。
人生の酸いも甘いも経験していて、涙もろくて、少しお調子者、
いい年して吉原の話題になると目を輝かせてしまうようなお茶目な一面もあって。
上品すぎたり貫禄がありすぎる方だと、ただの町人に見えないし。
重すぎず軽薄過ぎず、優しさも持ち合わせている…
少し若すぎるかもしれないけど、ここは橋爪さんに老けメイクしてもらいましょう。
小松原:沢村一樹
もうね~、小松原さまは沢村一樹以外に考えられません!!
澪が多部ちゃんに若返ったので、小松原さまもと思ったんですが…
浪人姿をしていながら、どことなく品もありそうで、教養もあって腕も立つ。
皮肉な口調の裏には、愛情がこもってる、そんな役が似合う俳優さんって
沢村さん以外に思い浮かばないんですけどぉ。
永田源斉:中村勘太郎
ここはね~、一般的にはピンと来ないかもしれないんですけど、
源斉先生は勘太郎さんでお願いしたい。
N●Kの時代劇ドラマ枠に歌舞伎界から、ひとり送り込みたいのです。
勘太郎さん、そういえば新撰組にも出ていたから、ありえなくもないし。
年齢の割には落ち着きもあって思慮深く、育ちの良さがにじみ出ると思うんだけど。
又次:寺島 進
もう、又次役は沢村さん以上に、絶対です。
危うさをはらんでいて、それでいて優しい一面もある又次。
『八朔の雪』の時から、完ぺきにあて書き読みしています。
(小松原、源斉先生、伊佐三、又次の4人は、完全にあて書き読みだなぁ。)
おりょう:余 貴美子
おりょうさんが痩せてしまう前から、ずっと余さんのイメージがあったんです。
他の女優さんが浮かばないから、緑文字に昇格すべきかなぁ。
伊佐三:伊原剛志
もう、ここは小松原の沢村一樹さんと同じくらいにテッパン!!
絶対に譲りたくないですね。
4巻目の『今朝の春』を読んでからは、最後の迷いを吹っ切って、伊原さんで決定。
登龍楼主人(采女宗馬):渡辺いっけい
あんまり出てこないけど、結構重要なキャラ。
これからも出てきそうだから実力ある役者さんを配置しておきたい。
善人そうに見えてあくどくて、ギロリと使用人をにらむ凄み、いっけいさんなら似合いそう。
清右衛門(滝沢馬琴):江守 徹
坂村堂:小日向文世
ずっと悩んでいたこのコンビ。
坂村堂のどじょう顔、美味しいものを食べた時の幸せそうな顔は小日向さんのイメージで
早々に決まってましたが、気難し屋の清右衛門が浮かばず…。
でも、ピンときちゃった!江守さん、どうでしょう??
「ばっかも~ん!」って怒鳴り散らしそうでしょ!?(笑)
太一:土井洋輝
ふき:美山加恋
健坊:加藤清史郎
子役はね、そんなに情報がないので難しいです。
でも、どの役も重要だから演技の上手い子ってのは必須条件。
ふきちゃんには健気さが感じられる美山加恋(僕と彼女の生きる道とか出ていました。)、
太一は、ポニョの宗助の声の子、健坊はこども店長。
こども店長には、ふきと引き離されるときの泣きの演技に期待しています。
美緒:福田沙紀
我がままでキレイで、っていう美緒役はいまどきの若い女優さんなら、正直誰でもいいような…。
でもガラスの仮面で姫川役をやっていた女優さんのイメージがあるので、
その女優さんに似た雰囲気を持っている福田沙紀さんにしてみました。
りう:佐々木すみ江
原作を読んでる時から、佐々木さんをイメージして読んでます。
おっかないくらいの雰囲気でビシバシ尻を叩きながらも、
実は愛情あふれて見守ってくれてるおばあちゃん。
悪態つかせたら日本一の鬼婆っぽさが、好きです。(笑)
嘉兵衛:國村 隼
佐兵衛:岡田義徳
このお二方も、原作を読み始めたときからイメージしてます。
嘉兵衛さんは回想シーンしかないので、もったいないけど。
岡田クンは大店の若旦那から、落ちぶれた後までどちらも似合いそう。
野江:水川あさみ
多部ちゃんの澪の幼馴染に見えるかが、不安要素。
でも、年齢的にはそんなにおかしくないのかな…。
クールビューティーな雰囲気があるので、幻の花魁役もこなしてくれそうです。
翁屋伝右衛門:六平直政
日本橋伊勢屋:小野武彦
お牧:野波麻帆
このあたりもちょっとしか出ない役にしたら豪華すぎ?
でも、お牧役の野波さんは、ドラマの一話分、主要ゲストになる訳です。
リアルなキャスティングだと自画自賛です。
小松原の母:野際陽子
ここも読みながら、脳内で野際さんに変換されていましたね。
武家の奥方らしく毅然としていて、厳しさもあり、それでいて母の慈愛に満ちた雰囲気。
一話だけの登場じゃ、もったいないけど、やっぱり野際さんが良いなぁ。
この先のストーリー展開でも、まだ出てきて欲しい気もしますし。
…と、ものすご~く長時間かけて妄想終了です。
長らくお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
しかし、やっぱり妄想は楽しいなぁ。
でも、こんなに盛り上がれるのは原作の登場人物のキャラクターが魅力的で、
しっかり書き込まれているからです。
シリーズが進むにつれ、登場人物もかなり増えてきましたが、
それでもひとりひとりのキャラクターを妄想できちゃうのがスゴイです。
ひとりで妄想するのも楽しいですが、お仲間と披露しあうのもまた楽し

時間が経つのも忘れて、妄想トーク、盛りあがっちゃいます

秋の夜長に、妄想キャスティング…おススメです
本日の満点度:☆☆☆☆☆/5