実際、昨夜の本読みの会でも、春雨炒め(コース終盤)あたりでようやく本の話に。
毎回そこが反省点なんですけど、お題の話に入るのが遅すぎです(笑)。
今回もUさんがレジメをご用意くださって、
タイムトラベル、タイムスリップの違いとその定義についてまで話が及んだり、
古今東西のタイムトラベルものの作品一覧(映画や舞台も含め)を見比べてみたり、
持ち寄った各々の1冊の話以外にもかなり盛り上がりました
タイムトラベル(タイムスリップ)ものって、
テーマとしては小説やドラマになりやすいんでしょうね。
ホントにたくさん作品があります。
ちなみに、それぞれが選んだ1冊は…
Uさん(50代男性)…『夏への扉』(ロバート・A・ハインライン著)
Yさん(30代女性)…『マイナス・ゼロ』(広瀬正著)
Aさん(40代女性)…『君の名残を』(朝倉卓弥著)
あ、Aさんって私のことね(笑)。
Uさんの選んだ1冊は、タイムトラベルものとしては定番のジャンルかな。
Wikipediaでも代表作的に語られております。
実際、Uさんはタイムトラベルものってあんまり読んだ経験がなく、
Wikipediaでまずは下調べして、何冊か読んでみて、『夏への扉』を選んだらしい(笑)。
Yさんの選んだ1冊は、作家の方が夭逝されてるので作家さん名は知る人ぞ知るかも。
でも、この『マイナス・ゼロ』は1970年に書かれているんですが、
SF小説の大家、星新一も絶賛してるし、直木賞候補にもあがってる1冊。
私は時代小説しばりが相変わらずあるので(笑)、
時代小説で、タイムトラベル~!?と思いましたが…
あったあった!『君の名残を』が。
これ、ホントよくできてるお話だなぁと今回読みなおしてしみじみ泣きました。
また詳しくはいつかお話しますが…(笑)。
こうしてみると、過去なり未来なりに、自らの意思で行く作品を選ぶのか、
それとも運命に翻弄されて、不可抗力で違う時代に行かれてしまうのか、
どっちのタイプを選んでいるかも、それぞれ違うし、
その時代から帰ってこれたのか、これないのかってのも違うのよね。
お二人と私は、ちょっと傾向が違ったかなぁ。
私、結構タイムパラドックスというかタイムスリップものが好きみたいで、
今回、蔵書を探してみたらかなりいっぱいありました。
そのどれもが、タイムトラベルというよりもタイムスリップもの。
理不尽な運命に負けず、その時代で自分なりの生き方を探す主人公たち。
そういう作品が好みのようです。
か~なり長くなっちゃったので、
蔵書の中のタイムスリップもの一覧、また改めてご紹介しますね。
でも、やっぱり本は楽しい!
本好き通しの語らいの時間も、めっちゃ楽しい!!
これはやっぱりbookカフェ、早く実現させなくっちゃだわぁ。
Uさん、Yさん、昨日も楽しい時間をありがとうございました

お料理もお酒も、もちろんの本の話も、大満足の時間

お二人のオススメ本、読むのが楽しみです
次回は7月、お題は「乗り物」。
うひゃ~、時代小説で乗り物って~!?(笑)
本日の満点度:☆☆☆☆☆