お仕事はもちろんですが、
この季節にやらなきゃいけないこと
(=確定申告のための伝票作業)から
逃避して、またまたブログ更新
昨年は滞りがちだったブログ活動ですが
どうでもいいハナシと面白みのない文章ながら
「続ける」という目標だけは忘れていません

ちなみに「ほぼ日」のほうの目標は、
1月後半はほぼ守れました!!(笑)
いやぁ、しかし。
毎年おんなじことを言っていて恐縮ですが
今年もまたまた一切の入力作業をしておらず。
会計士さんをお願いしているわけじゃ無いので
毎月のチェックとかも無いことをいいことに
締切前にガーーっと集中して入力して
(領収書やレシートだけは仕分けはしてある)
なんとかやっつけてきましたが
来年度からはそうもいかないんですよね。
低所得の個人事業主にまで及ぶインボイス制度

まだ何の手続きもしていないので
それも急がないといけないのだけど。
おそらくいまお仕事をいただけているお客様側から
インボイス制度に対応していないと
契約してもらえないと思われます
政治とか経済とか、難しいことを考えることを
これまで拒否してきちゃった人生ですが
弱者に優しくない政治だなぁとは思います。
いや、もちろん、痛みが伴うのは重々承知。
この国の借金まみれの状況や
少子高齢化が進む限りまだまだ増えるであろう
医療費や年金など社会福祉を考えたら
財源確保のためには、改革が必要だと思うけど。
なんだかモヤモヤ。
その前に削れること、ありませんかね??って。
もう少し政治家の人数を減らせば給与削減になるし、
議員さんたちの特権にかかる経費ももっと減らせると思うし、
何より汚職にまみれたオリンピックとかでもうんざりしたけど
税金の使ってる事業費の不正流用みたいなの
多すぎやしませんかね???
そういうお金、もっと真剣に、子育て支援だとか、
中小企業の従業員給料を上げるだとか・・・
役に立つことに使ってもらいたいなぁ。
・・・なんてことをね、柄にもなく書いたのは
昨今の日本の、日本人の低落ぶりが
ちょっと哀しすぎるなぁと思っていて。
いつから、こんな国になってしまったんだろう??
最近のニュースをにぎあわせている広域強盗団。
大変申し訳ないながらも、あれ、蛇頭とか(古い?)の
外国人犯罪者だと思っていたのに、主犯格は日本人。
スシローの株価を160億円以上も下げることになった
(株をやってないワタシでさえ、とんでもないことだと思う)
回転寿司でのペロペロテロ行為。
(他の飲食店でも次から次へと出てきてますけど

)
抵抗できないようなご年配の女性を
殴り殺すって、どういう鬼畜の仕業なの?
他の人も使うであろう卓上の調味料を
面白い動画を撮りたいからってペロペロなめたり
回ってるお寿司に触れたり唾をつけたり。
常識的にあり得ないことはもちろんだけど
そのあと、どんな騒動になるか。
どんだけ想像力が無いヒトたちなんだろう。
日本ってさ、世界の中でも
経済的にも誇れる国であったけど
(それも最近はじり貧で、国力は落ちてるのよね)
治安の良さも、民度の高さも世界中に誇れる。
それが日本人であることの誇りだと思っていました。
その民度の高さがあるからこそ、
世界にはあんまり見ない自販機がそこら中にあって
ATMもあちこちに設置されているし。
回転寿司みたいな食文化も、
完全に性善説から成り立っていたんだなぁ。
・・・と今回のオバカな人たちのおかげで
気づかされてしまいました。
もう、日本人の民度、性善説に頼ってはいけないのかも、と。
いや、もちろんね。
今も昔も、一定量のオバカさんはいて。
常識では考えられないことをしでかす輩はいたことでしょう。
SNSの普及で、発信者が増えたことで
露呈する件数が増えただけって見方もあると思います。
でも、常識の定義が崩れていることも感じます。
えええ、そっちがスタンダードなの??
オバチャン、ツイテイケナイヨォ

老兵は消え去るのみって言葉が頭に浮かぶ日も
だんだん、増えてきちゃったしなぁ
いやいや、これは完全にグチです(笑)。
いくつになっても学ぶことはできるし
世の中のアップデートに、自分自身もついて行くべく
人間もアップデートは必要だと思っているのだけど。
でも、古き良き日本人の「性善説」的な良識は
やっぱり失って欲しくないなぁと思うのです。
でもね、じゃ、どうしたらいいのか?って考えたときに
やっぱり、お金と教育なんじゃ無かろうか。
「お金が無い」って、心がすさむんですよね。
もちろん、ワタシには貧乏とか貧困を語る資格は無いです。
(同じように富裕層を語る資格も無いけど。)
自宅は持ち家だし、自分も大学まで行かせてもらったし、
車も安い中古車とは言え買い換えることもできた。
いまも借金まみれで毎月の返済は結構厳しいけど
「エンゲル係数とホン(本)ゲル係数が高いんです」
なんてことも言っていられる。
だけど、フルタイムで働いているのに
月に手取りで10万も入ってこなくて
年金と健康保険、生命保険とか
毎月かかるお金をひいたら手元に残らないどころか
貯金を切り崩して生活した時期もありました。
あの頃はね
ホント、心がすさんでいたといまも思い出します。
ヒトのことをうらやましがってばかりいた。
そこから抜け出せたきっかけは、人脈でした。
以前の職場から声をかけてもらって
またそこで働けるようになったことで
すさんでいたキモチとサヨナラができた。
お給料面でもグッと上がったけど、
仕事に対するやりがいとか、
引っ張ってくれたヒトへの感謝とか責任とかも
全部がモチベーションになってがんばれた。
ワタシは幸せだったんだと思うけど。
そのチャンスが巡ってきたのも
積み上げてきたものがあったからだと思うんです。
小さい頃から、成長する過程で
ひきだしに何を詰め込んで来られたか。
勉強とか、知識とか、モノの見方とか、
ヒトとのつきあい方とか、信頼関係とか・・・
うまく言えないんですけど
生きて来し方をちゃんとひきだしに入れられて
それをたまに開けられる生き方をできるかどうか。
でも、そのひきだしさえ持てない子もいるのか。
うううむ、そうなると厳しいなぁ。
だけど、
学校でも、家庭でも、ご近所でもどこでもいいから
教科書の勉強だけじゃない知識とか、
心を育ててもらえるような教育が受けられるような
そんな世の中であって欲しいなと思うんです。
あぁ、うまく言えません(書けません、だけど)。
なんで急にこんな難しいハナシを
このお気楽なブログ(!?)でし始めたかというと
昨今の日本の、日本人のていたらくぶりを
ただ嘆きたかっただけじゃ無いんですよ。
『総理の夫』
(原田マハ著/実業之日本社)
ず~っと以前に読んだこの小説をね
新刊本が尽きてしまって読み返したんです。
で、「相馬凛子(そうまりんこ)、いませんか~!!!!!」って
世界の中心で叫んだり、
飛行機の中で急病人が出たときの
「どなたかお医者様はいませんか??」みたいに
世の中に叫びたくなったんです。
はぁ、前置きが長すぎました(笑)。
もちろんね、小説だもの、絵空事ですよ。
でもね、コレ、初版は2013年なんです。
もう10年

だけど、驚くくらいにいまの日本のお話みたい。
予言者なんですか、原田マハさんって。
いや、政治にちゃんと目を向けていたら
これくらいの予見はできていたってこと?
国家崩壊への敷かれたレールの上を
粛々と安穏と、ワタシたち日本人は進んでるの??
根っからお気楽ぽんちなワタシですから、
あんまり難しい小説は苦手で、
実は、これも難しそうな政策の部分とかは
割と読み飛ばしちゃったんですよね。
だから、あんまり評価していなくって。
その前に読んだ『本日はお日柄もよく』の方が
エンターテインメントとして楽しんでいました。
でも、今回、読み返してみたら
相馬総理の提案する痛みを伴う改革が
いちいち腑に落ちてしまって。
もうね、
岸田さん、これ、そのまんま実行して!って(笑)
防衛費を増やすことで、
こんなにヒールになるんだったら
これくらいの大なたふるって欲しかったなぁ。
二階さんを切り捨てた(?)ときに、
岸田さん、やるなぁって思ってたのに。
麻生さんは切れず、内閣人事も忖度ばかり。
ご長男が外遊時にお土産を買った買わないなんて
正直、どうでもいいんですよ。
仕事の出張だって、お土産買うでしょ、みんな。
野党も、そこじゃないだろ~って、
国会でのやりとり見ていると哀しくなるし。
ま、政治のハナシは非常にセンシティブな面もあるので
このお気楽ぽんちなブログでも、個人のSNSでも、
めったに触れないようにしてるんですけど。
この1冊を紹介したくて、たまらなくなったというわけです。
ええ、ワタクシなんぞの確定申告よりもこっちが大事(笑)!!
ちなみにね。
『総理の夫』は映像化もされました。
(どうやら酷評みたいですけど)
この小説、実はかなり骨太なテーマなのに、
きっとコメディ要素で固めちゃったんだろうなぁ。
主演の夫が田中圭で、日本初の女性総理が中谷美紀。
(敬称略ですいません)
田中圭が「おっさんずラブ」でブレイクして
その勢いでキャスティングされたんだろうと思ったら
映画化は、かなり後の、2021年だったわ。
中谷美紀さんの相馬凛子はありだけど
ワタシの妄想キャスティングでは
凛子の美しく、キリッとしている強さは、木村佳乃なんだよなぁ。
(「相棒」での代議士役のイメージのせいかしら?)
で、日本初の総理の夫で、鳥類学者学者で、
日本有数の財閥の次男坊でヒトがよくて
かなりマニアックな変人でもある相馬日和は
なんていったって、高橋一生だったのよねぇ。
脳内では、このふたりでキャスティングされています(笑)。
前半、偉そうなハナシをつらつらと
読み苦しいことを書き綴りましたが
結局、この妄想キャスティングについて
書きたかっただけかもです
本日の満点度:☆☆☆☆☆