浅草でのランチ。
何がいいかなぁって前日の夜から考えていたのだけど
結局は、J子と会ってから考えようと。
時間も少し早かったので、先に浅草寺にお参り。
さすが土曜日、雷門前はすごい人でした
この写真、自撮り棒で撮影している人の顔がバッチリ。
インスタグラムで加工して、その方々の顔を消しました(笑)。
浅草寺では、お約束のおみくじを。
20代から30代、7回連続の凶が出た記録あり。
(1度に7回ひいたわけじゃなく、行くたびにひいてです)
もういっそのこと、ずーっと凶の方がオモロイけど。
ここ数年は、フツーに吉とかなんですよねぇ。
で、今回もフツーに吉でした(笑)。
しかも、内容もなかなか良かったのでほっ。
さて、お昼は何を食べましょう。
ヨシカミとかグランデとかの洋食もいいし、
大黒屋の天丼とか、尾張屋の天ぷらそばとかもいいな~。
あれこれ考えていたのに。
結局は、全然違って釜めし屋さんへ
何度もお店の前を通ったことのある「
釜めし春」さん。
11時からオープンなので、早めのお昼にもありつけます。
注文してから炊き上げるのか、出てくるまでに時間がかかります。
そういえば、母がまだ元気だった頃、
伯母とよく買い物にお街へ出かけると、
お昼ごはんはゴールデン地下街に当時あった
釜めし屋さんに行くのだと話していました。
「釜めしが炊きあがるまで時間がかかるから、
それまでゆっくり座っておしゃべりができるのよ~」って。
そのキモチ、すごーくよく分かる
J子とも、どこで会うかは本当はどうでもいいの(笑)。
ただ会って、どうでもいいハナシだけど、話がしたい。
あの頃と全然変わらない時間を共有したい。
ただそれだけだからさ。
釜めしを待つ時間ってちょうどいいですね。
これぞ、母の、女の知恵だわねぇ
と感心。
あの頃の母の気持ちに、ピタッと寄り添った感じ。
へへ、ワタシもすっかり年を取ったな(笑)。
まずは、単品で頼んだ茶わん蒸し。
柚子の香りがとっても爽やか。
卵料理はあんまり好きじゃないけど、
銀杏目当てで食べるようになったんです。
ずっとホテルでテイクアウトの食事ばかりだったので
温かい食べ物がとてもうれしい
おだしも優しく、口当たりもなめらか。
家でも茶碗蒸し、作ってみようかな~。
さらに、待つことしばし。
五目釜めしがやってきました~。
お米の一粒ずつにだしの旨みがしみ込んでます。
タケノコも海老も鶏肉も美味しかったけど、
写真だと三つ葉の影に隠れているシイタケも旨かった~。
お茶碗に軽くよそって4杯分もあるので
かなりお腹にもたまります。
好みで言えば、もう少し固めのごはんでもいいけど。
周りを見渡すと、60歳オーバーの方ばかり。
客層を考えると少し柔らかめのごはんが好まれそう。
お客にあわせた炊き具合なのかもしれません。
セットは無くて単品のみ。
お味噌汁も別に頼みましたが、なめこ汁は赤だし。
やっぱり釜めしには赤だしがよく似合う。
J子が頼んでいた潮汁も、良い香りでした。
観光客向けのお店なのかなと思ってましたが
1品1品、ちゃんと丁寧に作られているお料理でした。
おひとりさまのオジサマのお客様も多かったです。
常連さんなのかな、釜めしが出てくるまでに、
お銚子を1~2本、焼き鳥とか玉子焼きとかを
つまんでる粋なお客様が多くって、ステキだったなぁ。
疲れ切っていなければ、ワタシもお酒、飲みたかったな。
混んできたのでさっさと引き上げました。
他のお客様も、皆さん、だらだらおしゃべりもせず
食べ終わってしばらくしたら、サッと帰る。
こういうところも粋な客層だなと思いました。
お腹いっぱいなのに、仲見世通りでつまみ食い。
ほぼ毎回食べる揚げおかき。
これ、熱々で本当に美味しいのです。
ウェットティッシュを1枚添えてくれる気遣いも、
変わっていなくて、そこも嬉しく感じました。
本日の満点度:☆☆☆☆☆/5