先日の「本読みの会」のために、
駕篭について調べ物をしたのですが、その時に引っ張り出してきた本。
『江戸の町(上・下)』
(内藤昌著・穂積和夫イラストレーション/草思社)
たしか大学の卒論を書くときに参考資料として購入したもの。
すでに時代小説が好きだったので、卒論の資料にする前に買っていたのかもですが。
既にあまりに遠い過去のため、わかりません(笑)。
今も昔も買うだけで満足するタイプなので、すごくキレイな保存状態です
これ、こども向けの本なのかなー。
穂積さんのイラストも実にち密で素晴らしいし、
内藤先生の言葉がとてもわかりやすくて、江戸の町入門書としてはわかりやすい。
駿府の城下町に生まれ育った私は、徳川家康贔屓でもあるのですが。
大学でのゼミも、家康の駿府の町づくりについて。
家康の江戸の城下町づくりには風水の考えが用いられていたという話は、
当時(大学時代)、テレビ番組などでも放送されていて、かなり注目していました。
江戸の町は、当時の日本で最強の風水都市だったと言います。
(平安京も、風水都市として有名ですけどね。)
そのあたりのことも、わかりやすく書かれているので、
もう一度読みなおそうと、本棚にしまうのはやめて机の上に出しっぱなし。
この本で江戸の町を再度知ってから、読めば時代小説の楽しさがまた広がりそう
駕篭について調べたときに、図書館で借りてきた『
守貞謾稿』もやはり買うべきだろうか。
でも全5冊もあるので、置く場所に困っちゃうんだよなぁ…。
明日、一気に資料を仕上げるためにも、
今夜のうちに頭の中で整理してから、これ読もう…って、
結局、今日も仕事をしようとしてるじゃん。
でもそのほうが、明日の仕事が早いので、ね。
本日の満点度:☆☆☆☆/5