今日は、
企画のお手伝いをさせていただいたイベントでした。
題して・・・
「うず」の親方に教えてもらおう!
器の選び方&盛付けのセンスアップmini講座
ありがたいことに、静岡市内だけでなく、
遠くは浜松や藤枝からも参加してくださったんです。
(あ、一番遠くは、名古屋から参加してくれたんだった

)
本当に、みなさま、ありがとうございました~♪
企画者がゆるゆるの性格なので(すいません

)、
カッチリしたセミナーになる訳はないと思っていましたが・・・
やっぱり、かなりゆる~い感じで進行。
ほとんどの方が、面識ある方ばかりだったので、
和気あいあいとしたイベントになりました。
まずは、座学で、器に関する基礎知識をちょっとお勉強。
「蒼風」のMさんも来てくださったので、あれこれと思いつつくまま質問。
磁器と陶器は何が違うのか?
指ではじいて音が違うのは、なぜ?
使う時にはどんなことに気をつければいいの?
食洗機とか電子レンジは使っていいの?
・・・などなど、知ってるようで知らないことを教えてもらいました。
要は、あまり神経質にならず、器に親しむのが大事ってことかな。
(なんつーアバウトなまとめだ、笑)
座ったままなのも飽きちゃうから、ぞろぞろとカウンターへ移動。
様々な器を手に取りながら、
Y親方からお料理に合う器の選び方、
器同士の相性、お料理と器の相性、色の組合せ方、
盛付けの基本と崩した遊び方などを、わかりやすく教えていただきました。
実際に、器と器をお膳の上で組み合わせてみたり、
少し変わった器には、実際にお料理をあわせてみたり。
こういう3色に分けられ、それぞれ風合いも違う器には
こんな風にイタリアンカラーをベースに盛り付けるなど・・・
具体的な例を教えてもらったから、すごーく分かりやすかったです。
カウンターには、ずらりと色鮮やかなお料理が並べられ
このあとは実践編!!
自分たちで器を選んで、
お膳替わりの松花堂弁当の容器に盛り付けていきましょう。
ちなみに、お料理は・・・
ズッキーニやパプリカ、ひじきの塩昆布和え。
鮮やかな夏の野菜に塩昆布やひじきの黒をきかせることで
お料理の見た目がぐっとしまるとのこと。
器を黒にするのも効果的だそうですよ。
こちらは、冷やし麻婆茄子。
ピリッと辛みがきいていて、食欲が落ちがちな夏にピッタリ。
彩り豊かな夏野菜と虹鱒の揚げびたし。
いろんな色彩が入っているので、器とも合わせやすそう。
モロッコいんげんとカニかまの胡麻風味。
(あ、お料理の名前は勝手につけてます

)
不思議にあとひく美味しさでした。
アボカドとかぼちゃのワサビマヨサラダ。
隠し味の粉チーズが、コク深く、お酒にもあいそうなひと品でした。
親方、どのお料理も、もうひと色加えることで、
バランスが良くなるように仕立ててくださったそう。
お料理の横には、人参や青紅葉などの飾りの葉っぱや
湯むきしたトマト、黄色と赤色のミニミニトマトや
黒ゴマ、ぶぶあられ、しば漬の刻んだのなどが置いてあり
それぞれをお料理に飾ることで、彩りよく盛付けしましょうという趣向。
ううう、緑の葉遣いがヘタッぴなワタシ、これはハードルが高い
器は、お料理に合いそうなもの、使いやすそうなものを
Y親方が事前に選んで、「蒼風」さんから持ってきました。
「うず」さんに「蒼風」さんが引っ越してきたみたいです(笑)。
盛付けのコツを教わって、さぁ、自分で盛付けてみましょう!
・・・っていきなりは、難しいので、Y親方の見本を。
長皿、三角の皿、丸い皿。
特長のある3種類のお皿を、上手に使い分け。
当たり前だけど、さすがです。
入りきらないお料理は、別の器に盛り付けてもOK。
ビュッフェスタイルでお好きなだけ。
(自分で盛り付けたものを、そのままランチでいただきました。)
見本も見せてもらったので(かえってハードルが上がった!?)
さぁ、実践編!!!
まずは、お好きな器を選びましょう。
みなさん、器選び、真剣でした。(笑)
今回のイベントは、器のお土産付き。
使ってみて使い勝手を確認した器でもいいし、
ほかに気に入った物でも、お好きなものを持って帰れます。
しかも、合計額が5000円程度になるように・・・ってことなので
1つじゃなくて2つ選ぶこともできたんですよ。
(5000円の会費で、5000円のお土産付きって・・・計算ができていない、笑)
器が選べた人から、お料理の盛付けです。
どの器にどの料理をあわせるか、
ひと皿に1種類にするのか、数種類を並べて盛り付けるか、
同じ器を選んでも、人によって全然、違うのが面白い!!
全体を見えるように、俯瞰で撮ってしまったので
あんまり美味しそうに映っていませんが・・・
この2人は、ほとんど同じ器を選んでいるんだけど、
盛り付けるお料理が少しずつ違うので、全く違って見えますね~。
ちなみに上のは、Yさんで、下のは、ワタシ。
Yさんのは、本当に品良い量でバランスが素敵。
ワタシの盛付け、大盛りすぎますね(笑)。
ついついいつものクセが出ちゃいました~~~
ちなみに、ワタクシ、お膳以外には、この黒い器も使ってみました。
黒い器にあわせて黒ゴマをお料理に散らすことで
全体のバランスがとれて、しまった気がしますが、どうでしょう。
小鉢遣いに挑戦した方が多い中で、
作家さんもののガラスのお皿にワンプレートに盛り付けた方も。
こちらは、ご夫妻でご参加くださったTさんの旦那様。
豪快ながらも、繊細さも持ち合わせている感覚が素敵!
そのTさんの奥様の盛付けはこちら。
ご夫婦そろって食べ歩きがご趣味というだけあって、
目が肥えていらっしゃるので、盛付けのセンスも抜群ですね。
Tさんの奥様とほとんど同じ器を選んでいたのがMさん。
でも、盛り付けるお料理や量によって、全然違って見えます。
映っていないのですが、お二人とも3つ目にはガラスの器を選択。
その器が違っていたので、全体の印象も変わりました。
使いにくそうに見えた上絵付きの小皿を、
お二人ともさらりと使いこなしてたのが素晴らしかったです。
ちなみに・・・あまり意識しないで撮影していたので、
もしかしたら、盛り付けた方が違うものもあるかもしれません
しかも、早く食べたいだろうなぁと思って、ちゃんと写真を撮れなくて。
結構、ぶれてたり、ピンボケだったりの写真ばかりでスイマセン
)
緑と黄色の器づかいがとっても爽やかだったJ子さんの盛付け。
お皿上ではなく、お膳に緑を散らすセンスが素晴らしい。
同じ緑と黄色の器を選んでいたUさん。
やっぱり、器の組合せや
盛り付ける料理の色合いで全然違って見えますね。
小鉢の組合せ方、使い方がとっても上手なTさん。
黒い長皿に、赤のトマトも映えててステキ!
(ちなみに、Tさんは、こちらの方!ブログでも早速ご紹介くださってました
)
moca*さん、遠路はるばるご参加いただきありがとうございました
フラワーデザイナーのY子さんは、やっぱり色遣いも上手だけど
葉っぱものの使い方が上手だなー。
こちらの青の作家さんものの器は、すごくかわいらしくて。
スイーツに合いそうだなって思って見ていたんだけど、
こうしてお料理を盛り付けても、すごく合いますね。
洋風にも使えるけど、和の食器との相性も良くてビックリ。
もうおひとり、男性で参加してくださったIさん。
どうやら写真を撮り忘れてしまった模様・・・ごめんなさい
最後に「蒼風」のMさん。
う~ん・・・難しそうだと思った骨董の青地のお皿に
上品にワンプレート風の盛付けでした。
この“上品に”ってのが、ワタシには欠けておりました

なんせ・・・
てんこモリモリですからっ


(笑)
まぁ、これも個性ってことで
こんな感じで、十人十色の盛付けが楽しかったです。
それぞれのセンスが光る盛付けを、堪能してからのランチタイム。
盛付けの話だけでなく、お料理の話や、
それぞれ自己紹介的なハナシなど、本当に和気あいあいでしたが。
もう少し、私がみなさんのお話や紹介をできればよかったと
ただ今、反省中でございます
ホント、参加者の皆様に助けていただきました。
みなさま、ありがとうございました
試食、試乗、試着に弱いワタクシ。
(試食、試乗、試着したものは、欲しくなって必ず買ってしまうのです
)
盛付けに使用したガラスの器と、黒の小鉢と丸皿が欲しくなってしまい
お土産分をはるかにオーバーしてお買い物。
みなさんも、あれこれ追加でお買い物されていましたが、
実は、私が一番たくさん買っていたというオチがつきました(笑)。
ぶはは。
いや、しかし。
太っ腹な企画だったので、次回ができるかわかりませんが。
こうして、楽しみながら器や盛り付けについて学ぶことで
食べることがもっともっと楽しくなってもらえたら、
食いしん坊冥利に尽きるなぁと改めて感じましたねぇ
そして、やっぱり私は、
こうして伝えること、つなげることが好きなんだと。
改めて、自分の生き方についても考えることのできた時間でした。
本当に、みなさま、ありがとうございました

長々のご報告になりましたが、
最後までお付き合いいただいた皆様も、ありがとうございました(笑)。
本日の満点度:☆☆☆☆☆/5