7月にもバカ暑い日が続いた記憶がありますが・・・
ここ数日の暑さは、あの時の比ではない

今日も車に表示される車外の気温、今シーズン初の40℃超え

最高時には44℃という、ここは砂漠

か!?って数字を見ました。
車で走ってるときでさえなのですから、
普通に外を歩いてたら、いったい何℃あるんでしょうねぇ
こんなバカみたいに暑い季節には、
ついついお蕎麦とかそうめんとかを食べることになりがちですが
暑い時こそ、暑い地域の食事をするのが良いんじゃないかと。
先日は、インドカレーを食べに行ってみました。
南幹線の七中の目の前にある「
タンドール」さん。
駐車場に車が停めにくいイメージがあり、これまで敬遠してました
ランチは、A~Dの4種類。
4種類の中から2種類のカレーが選べ、ナンと、
スープにサラダとインド風の天ぷら、サフランライスが付くCランチに。
まず最初に来たのがスープ。
写真もピンボケですが、味もぼんやり?(笑)
何のスープだか、全然、分からなかった~


聞いてみたかったんだけど、
お店の人の日本語が片言で、聞き取れる自信が全く無かったのでやめました
カレーとナンが届く前に、
サラダやサフランライスが乗ったプレートが先に来ました。
インド風の天ぷら、私は野菜の方を選んだのですが・・・
カレー粉の混ざった天ぷら粉。
中身は玉ねぎとか、いんげんとかだったかなー。
カレー粉風味だけど、別に辛くはなくって、野菜の甘みが優しいです。
10円高いDランチだと、天ぷらが魚に。
何だかわからなかったけど、見た目はキスみたいなお魚でした。
大きなナンと、2種類のカレーがキタキターー

曜日で選べるカレーが変わるようです。
この日、私が選んだのは、ホウレン草と鶏肉(サグチキン)と
ひよこ豆と卵のカレー(だったかな?)。
カレーは、マイルドとホットを選べるので、私はホットに。
でもね、全然辛くないです。
ホットでも十分、マイルドです。
マイルドのサグチキンもひと口もらいましたが、
こどもも大丈夫そうな、離乳食レベル(笑)。
誰にも美味しく優しい、まろやかさが特長のカレーですね。
ナンは、カリッともちっと。
大きさも十分だし、その場で焼いてくれてるしの合格点。
ランチでは、ナン、お代わり自由らしいです。
サラリーマン3人組が、追加してました。
(ごはんもお代わりできるらしく、ひとりはごはんをお代わり。)
結構なボリュームあったけど、たくましいな、日本のサラリーマン
これにたっぷりサイズのドリンクがついて、1000円でおつり。
お財布にも胃にも優しいインドカレーですね。
店名もサイト等でみると、インドカレータンドールって出ていますが。
店内に飾られていた地図は、思いっきりパキスタン。
おそらく、働いてるのはインド人ではなくパキスタン人。
だから、本当はインドカレーではなくパキスタンカレーなのだ(笑)。
むかーしむかし、大学時代に友人のT君が、
市内では有名な(当時)カレー屋さんでバイトをしていたのですが。
そこの厨房のコックさんは、全員、パキスタン人だったそう。
で、そのころに彼に聞いた話では・・・
当時、静岡に本場のインド料理屋さんを作ろうとした社長さんが
インドに出向いてホテルのシェフをスカウトしてきたら、
その人は実はインド人ではなくパキスタン人だったとか。
カーストが厳しいインドでは、未だに就業も自由ではないらしく
インド人のシェフってのももともと少ないらしいのです。
それもあって、お隣の国パキスタン人が
インドに出稼ぎに来て、厨房で働いてることが多かったそう。
静岡に招いたパキスタン人のインド料理シェフを頼って、
ほかのスタッフもそのお店で働いていたので、
そのお店のスタッフは、全員、パキスタン人だったというわけ。
印パ戦争って今も続いてるくらいだから、
両国の関係はシビアなものがあるはずなんだけど。
そのころにTクンに聞いた話では、彼らパキスタン人は
「インドもパキスタンも、ほとんどおんなじカレー料理。
でも、パキスタン料理って言っても、日本人は来てくれない。
だから、僕らは、インド料理ってことにしてるんだよ、インドはキライだけどね。」
ってな話をしてたそうです。
ま、T君の話だからね、ホントかウソかは分からないけど。
でもこのお店で、インドの地図はないのに、
パキスタンの地図が堂々と飾られていたのを見ていたら、
あの話はやっぱり本当だったのかもねぇって、思えました(笑)。
インド料理でも、パキスタン料理でも、美味しかったから、いいんだけど
本日の満点度:☆☆☆/5