道の駅を「なるさわ」を後にして、
一路目指すは天然氷のかき氷屋さん。
しかし、車の中が超ネギ臭い
うっかり、調子に乗っておネギを3束も買ってもうた
(私が2束、Y子さんが1束ね。)
このネギ臭にこの日1日悩まされました(笑)。
前回、親友Mとチャレンジした時は、14時くらいに到着。
駐車場には10台くらいスペースあるのにいっぱいで、
お店の前にはハザード出した車がズラリ。
炎天下、ぐったりうんざり顔で待つ人々の姿に
すっかりひるんでしまって、お店前をスルーしたんです
さて、今回は!?
開店時間まで20分くらいはあったでしょうか・・・
それなのに、駐車場、ほぼ満車状態
あと2~3台しか停められませんでした
早めに出てきてホントに良かった~。
入り口前の帳面に名前を記入して、しばし待ちます。
私たち、8番目。
1巡目で入れないと痛いねぇ
11時の開店と同時に、徐々に吸い込まれていく人々。
(この状態で既に3組は店内に入った後。)
丁寧に1組ずつお席へご案内。
待つことしばし。
私たちの番になり、2人掛けのテーブル席へ。
メニューは7~8種類くらいあったでしょうか。
練乳いちご、練乳マンゴー、ブルーベリー、
宇治金時、小豆ミルク、コーヒーミルク、信玄氷。
覚えてるのは7種類。
悩みます。
いちごはド定番だから食べたい。
コーヒーミルクもかなり気になる。
でも、ここでしか食べられ無さそうといえば信玄氷。
「あのー・・・2人で3杯食べられますか?」
恥を忍んで、注文をとりに来てくれた方に聞いてみました(笑)
「ひとりで2杯食べられる人もいますよ。」
じゃ、食べた後にいけそうならもう1杯、頼んじゃおっか!?
・・・と思ったら
「ごめんなさい、追加オーダーはできません。
もう一度並んでもらうことになっちゃいます」
む~ん。
もう一回並ぶのはナシよねぇ・・・。
じゃ、頼んじゃう!?ねぇ、頼んじゃう!!??
「練乳いちごと、コーヒーミルクと・・・
あと信玄氷も!」
同行していたY子さんだけじゃなく、
両隣の2人連れのご婦人方にまで驚かれました(笑)。
いいの、いいの。
かき氷はお水だもん。
飲み物ベツバラだもん、ワタシ。
不安そうなY子さんに
「大丈夫、大丈夫、私ががんばる!」と大見得を切るワタシ。
隣の席のご婦人、こらえきれず噴き出してました。
それに。
今日のドライブ、本当はJ子さんも来たがってた。
J子さんならきっと小豆ミルクか信玄氷を頼むはず。
「信玄氷はJ子さんの陰膳じゃ~」
Y子さん、陰膳はひどいわ~と爆笑。
やっぱ陰膳はいかんいかん(笑)。
(いや、生きてる人も留守の間に陰膳出すのもありだけど。)
じゃ、J子さんの分も食べてきたよーってことで
で。
こっからが長かった~。
食べログとかのレビューを見ても、
かなり待つ!とは書いてあったけど。
たぶん、私たち、一番タイミングが悪かったんです
1杯ずつ丁寧に氷をかいているらしく、
他のテーブルを見ていても、1杯目が出てきてから、
2杯目が出るまで3分はかかってました。
私たちの前に、7組(しかも3~4人連れ)いたからな~。
17~8杯分くらい待つことになったみたい。
タイミングの良い人は、席に案内されてから
おそらく10分くらいでありつけるようでしたが、
私たちの1杯目が出てきたのは、40分後でした
しかし!
待つ甲斐のあるかき氷、いよいよ登場です!!!!!
まずは、練乳いちご~
ふおおおおおおお!
めっちゃ、めっちゃ、めっちゃ
うんま~~~~~っ
ふわっふわなんてもんじゃないです!
お口の中で雪のようにかき消えていきます。
しかもきーーんってならない。
苺のシロップも甘酸っぱさのバランスが絶妙!
練乳の甘さも量もすんばらしい~。
感動しているさなか、2つめ到着。
コーヒーミルクでございます。
うぉー、これはこれで、またうま~い。
コーヒー蜜がすごく本格的。
ほろ苦さもちゃんと活かされてておとな味!
氷はこれまたふっわふわです。
ちなみに、この時、私の左隣のお席はお客様チェンジ。
キレイなお姉さん2人に、男子3人の若者5人組。
うぅ。
この人たち、私が3つ注文したのを知らない。
やばいな、3つ目が来たらドンびかれるぞ(笑)。
なんせ待ち時間が長いので、
他のテーブルのかき氷が出てくるたびに、
全席のお客さんの注目を一身に集めるかき氷たち
練乳いちごが届いた時点で、両脇から羨望のまなざし。
コーヒーミルクもみなさん大注目。
食べる姿も絶賛注視中(笑)。
しかも、隣の席の若者たち、とても人懐こい。
「コーヒーミルクも、うま!」と私が口にだすと
「よっしゃ~!!!」と喜ぶ男子1名。
隣の席のヒトと盛り上がってしまった・・・
ヤバい、これで3杯めが来たら、オハズカシすぎる。
お盆ごとだとテーブルにも置き切れないことが
容易に予想されたので、来る時に備えて、
お盆の上の器を少し移動させていたら、
事情を察した右隣の席の方、またもウフフと微笑み。
ああ、いい人で良かった(笑)。
かき氷の器を移動させたのを見て、左隣の席もざわざわ。
え、まさかの3杯目!?的な会話が漏れ聞こえてくる。
あぁ、ますますハズカシイ。
でも、容赦なく、その時は訪れます。
キチャッターーー!
そりゃ、来ますよね(笑)
ええ、だいたい、これまでと同じタイミング。
ほぼ3分おきに1杯ずつ出てきました
「マジか―――――!?」
「食べられるんですかー!?」
若者たち、すっかりフレンドリー(笑)
「もち食べますよー、がんばりますよー!
かき氷は、お水ですから!!」
食べてるところ、めっちゃ見られてますやん。
左側からは10個の瞳。
右側からは4つの瞳・・・と思いきや。
カウンターの中のお店の方、2名も見てる!
全部で18の瞳に見守られながら、
Y子さんと2人、せっせとかき氷に舌鼓。
信玄氷、ふわふわの雪のような氷の上に、きな粉。
(ちょっと柴犬を彷彿とさせる、笑)
きな粉にもお砂糖が混ざってるのか、練乳なのか。
そのまま食べても優しく甘い。
めっちゃ美味しいんですけど
おおお、中にあんことお餅も発見!
(信玄餅にあんこは入ってない気もするけど
)
求肥ではなく白玉っぽいお餅でしたが。
ごめんなさい、正直、お餅に到達した時には
既にお腹いっぱいで味わう余裕が無かった~(笑)
信玄餅といえば、きな粉に黒蜜。
黒蜜は別添えで出てきたのでお好みでかけられます。
きな粉とミルクで十分美味しかったけど、一応ね。
うん、かけなくても十分美味しい!(笑)
黒蜜が好きな人はいいと思いますが、
きな粉とミルクだけの優しい甘さの方が
ワタシもY子さんも好みでした。
「お餅入ってる!」ってつい声をあげてしまったら、
「どれどれ?」と覗き込んできた隣席の男子。
なんか、いいね、今どきの若者も(笑)。
ふわっふわなかき氷は、口どけも柔らかですっと消えますが
溶けちゃうのも早いです。
いちご、コーヒー、信玄とじゅんぐりじゅんぐりに
なるべく急いで食べていたつもりですが
あっという間に液体になっちゃいました
そこで、ビックリ!
コーヒーミルク、結構ほろ苦だなぁと思っていたら。
なんと、中にバニラアイスが入っていたことが判明。
氷の状態でアイスと一緒に食べたかった~
コーヒーミルクを注文していた
隣の男子にも忠告しときました(笑)。
液体化してしまったかき氷ですが。
もったいないし、申し訳ないので、グビリグビリと飲み干します。
氷で食べるよりも甘さが強烈になっていましたが
みなさんの注目を浴びながら3杯制覇。
美味しく3杯、食べ終えることができました!!
「きれいに食べていただき嬉しいです」
と最後にお店の方に声掛けされたところを見ると。
食べきれないだろうなぁと思われていたのかも(笑)。
これで心残りなく、今年の夏も終えられそうです。
もうしばらくかき氷はいいかなぁ(笑)。
お店は、139号線から富士山方面に向かう別荘地の中。
こんなところに!?って場所にありました。
「信水堂」さん、この看板が目印です。
全国的にも珍しい天然氷の蔵元ですが。
こちらでは富士山周辺で新しく事業を始めた
「蔵元 不二」さんの天然氷を使っているようです。
富士山の天然水を富士のふもとでじっくり凍らせた氷です。
普通以上に貴重でありがたく感じます
お店の方の接客もきめ細やかですし、ステキなお店でした。
タイミングが悪いと、出てくるまでにかなり時間がかかるので
時間に余裕をもってお出かけすることをオススメします。
さすがの私も、3杯(実質は2杯弱かな??)は多かったみたい。
ちょっと気持ち悪くなっちゃいました(笑)。
(↑やっぱりオバカ
)
本日の満点度:☆☆☆☆☆/5