高野山への旅、2日目(前泊を入れて)。
伊賀に前泊したおかげで朝はゆっくり出発。
最初は8時くらいに出ようと思っていましたが
2時間ちょいで着くならと、8時半出発。
高野山までの最後のくねくね山道は
ワタシが運転することにしたので
最初はYさんに運転してもらったのですが
奈良・天理市に抜けるまでの国道も
以外と山道だったのは想定外でした。
(しかも反対車線ですが事故渋滞だったし)
下道を走る区間もありましたが
京奈和自動車道をとって奈良から和歌山へ。
途中、高野山へのルートはいくつかありそうでしたが
事前に調べておいた結果、
一番くねくね道じゃなさそうな紀北かつらぎIC経由の
高野山への山登りルートを選択。
ちなみに帰りは高野山口ICに入る
別ルートにしてみたんですが、
そっちの方が抜け道っぽくて
市街地を通るときの渋滞回避できました。
運転していたので、写真は撮れなかったけど
ぐんぐん山道を登っていくと何層にも重なった
山の尾根が遠くに見えて、風景画みたい。
途中に「634m、スカイツリーと同じ高さ」の看板も。
「お遍路さんが横断します」の看板が出ていたけど
こんな高いところまで自分の脚で登ってくるヒト、
いまでもいるんだなぁと改めてビックリ。
でも、昔は空海さんはじめ、修行僧はもちろん、
お詣りする人たちも、この山を登ってきたんだなぁ。
なんて思っているうちに、ドライブインなどがある
ちょっと賑やかなエリアを通り過ぎ、
峠の頂上っぽいところが見えたと思ったら
目に飛び込んできたのが
大門!!!!!
運転中のワタシがカメラを出せないのはもちろんだけど
助手席のYさんもそのど迫力と、
あまりもの異世界感に圧倒されちゃったのか
ただただ呆然と、見上げているばかり。
翌日も、結局、大門は見物しなかったので
写真がないのは悔やまれますが、
あの最初の驚き、度肝を抜かれるってこういうこと?
険しい山道をくねくね登ってきた後に
あの大きさの建造物に出会うのは衝撃的!
しかも、大門脇を通り抜けると、
そこには一面の紅葉と、伽藍の数々。
いきなり別世界でした。
極楽浄土ってこんな場所かなぁって。
もう、完全に弘法大師様のマジックにかかってたなぁ。
「わぁ~」しか言葉がでなかった、まじで(笑)
ワタシだけじゃなく、助手席のYさんも。
ふたりで「わぁ~」と「すごい」と「きれい」の
三語を永遠に繰り返していました、しばらく(笑)
でも、待って待って。
まだ10時半なのに、もうあちこちにある
駐車場は車でいっぱい
平日だけど、ちょうと紅葉も見頃。
観光客がめっちゃ多そうです。
しか~し、大丈夫。
小心者のワタシはこんなこともあろうかと(笑)
お宿の宿坊に、チェックイン前に
車を置かせてもらえるようお願いしてあったのです。
金剛峯寺の裏手にある宿坊を探して
まずは駐車場に車を置かせてもらうべくご挨拶。
メインの通りから1本裏道だからでしょうか。
チェックアウトも終わり、チェックインまで
まだしばらくある時間帯なので静謐な雰囲気。
宿の入り口には目印の「こうやくん」。
高野山のあちこちでこのあと出会いました(笑)
ワタシたちが宿泊したのは「
福智院」さん。
有名な作庭家の方がデザインしたというお庭と
高野山で唯一、天然温泉が沸いている宿坊でした。
宿坊に泊まるのは初めてなのでちょっとドキドキ。
とりあえず、チェックインは後にして、
まずは朗読劇会場までのルートの確認と
早めのお昼ごはんを食べないと!
休む間もなく、高野山散策スタートです。
本日の満点度:☆☆☆☆☆/5