今日明日の2日間、お肉に関する取材旅させてもらってます。
本日は、栃木県、明日は東京で取材でございます。
静岡はもう暖かかったので油断してましたが、東京以北は寒い
那須塩原周辺は、桜はまだつぼみ。
それでも宇都宮まで南下してきたら三分咲きってとこでしょうか。
新幹線から見た東京は、街が桃色に見えるほど満開でしたけど。
明日の夜、静岡に帰ったら、まだ桜残っていてくれるかなぁ。
ありがたいことなんですが、今回の旅でもまたステキな出会いが
ホントに、出会わせてくださったS社長に感謝だなぁ。
会う人会う人、ステキであったかな方でね。
私も少しでもこういう方々に近づきたいなぁって、想いを強く持ちました。
本日、最初の目的地は
大田原市の「前田牧場」さん。
ホルスタインを2500頭も飼育している畜産農家さん。
でも、ホルスタインって食肉のイメージないし、
和牛ではなく、国産牛って聞くと、
安くて硬くてそんなに美味しくないってイメージないですか??
実は、私もドライエイジングに出会うまではそう思っていたし。
さらにドライエイジングにしたから美味しいんだと、今日の今日まで思っていました。
ところが!!!!!!
ちがったーーーーー
ホルスタインって、美味しいんです
「前田牧場」さんの娘さんC子さんにご案内いただき、
直営のカフェレストランでランチをごちそうになったのですが・・・
そこでいただいたステーキを食べて、もうビックリ
フリックステーキじゃなくて、なんてメニューだったかなぁ。
薄切りにした赤身肉を何枚も重ねたミルフィーユみたいなステーキ。
外側の上下1枚ずつは、カリッと焼けてますが、中のお肉は絶妙なレア。
これが美味しいの、なんの
りんごと玉ねぎの醤油風味のソースも美味しいんだけど。
噛みしめるほどに、肉の旨みがジュワッ。
甘くて、旨みが強くて、お肉の味も濃いんです。
ホルスタインはどうしても肉質は硬くなってしまうので、
普通のステーキだと、その美味しさを存分に発揮できないそう。
そこで、考えられたのが、このミルフィーユ風ステーキだそうです。
お肉のことを知りつくしてるのも強みだけど、
C子さんとお話しさせていただいて、
何よりも、美味しいお肉を知ってもらいたい！って強い愛情を感じました。
美味しく食べてもらって、ホルスタインを見直してもらいたいって
牛たちの名誉のために、人間ががんばってるっていうのかな。
そして、安くて美味しいものを、お客様に食べて欲しいからって、
お客様のことを大事に思うキモチも伝わってきました
全てのホルスタインがこんなに美味しいのじゃないかもしれないけど。
前田牧場さんのお肉は、本当に美味しいです。
ひと口いただいたローストビーフ丼も、めちゃ美味しくて
どこでもドアがあったら、スグに友達を連れてきたいです。
こんなに美味しいお肉、もっともっと知ってほしいなぁ。
肉牛としてのホルスタインと、
その生産者さんにもっとスポットライトが当たってもいいはずだよぉ。
ワタシ、これからホルスタイン礼讃で行きます!!
・・・というか、ホルスタインも好きになったけど、
前田牧場のお父さんやC子さんのファンになりました。
前田牧場さんでは、お野菜やお米も作ってらっしゃるので
ファーマーズカフェでは、肉料理だけじゃなくデリやスイーツもいただけます。
こちらは、自家製のお米を元に作った麹を使った甘酒ミルク。
優しいお味で美味しい～。
後ろに見えてるのは、1パック100円で販売しているデリです。
（お安く美味しく食べて欲しいからって、お値段設定がお安いのもウレシイ
）
デザートまでいただいてしまいました～。
シフォンケーキにプリン、アイスにフルーツ、
自家製の苺シロップも酸味と甘さのバランスが良くて美味しい。
たっぷり量感があり、カワイイ盛り付けもテンションが上がりますよね～。
お店の雰囲気もすごくステキで、ついつい長居しちゃいそう。
近所にあったらいいのになぁ。
C子さんとははじめましてだったのに、なんだかそんな気が全然しなくて。
おこがましくも、共通点もいっぱいあっったのがとても光栄でした。
だって、本当に前向きで、本当にステキな人だったので。
この先、静岡でくじけそうになったら、
遠く栃木の空の下でC子さんがガンバっているぞと思えば、
勇気を奮い立たせることができる気がします。
ホルスタインの美味しさにも出会えたけど、
さらに素晴らしい方との出会いにも大感謝です
本日の満点度：☆☆☆☆☆/5
