夕ごはんを食べた後は宿から車で5分程度の高千穂神社へ。
本来は、夜を徹して踊られる夜神楽は秋~冬のものですが、
高千穂神社の神楽殿では、観光用に1年中お神楽が見られます。
長い長いお神楽の中から、見どころを抜粋してくれているので1時間くらい。
7時半には到着したのに、神楽殿にはすでに大勢の人!!
だいぶ後ろのほうになっちゃった
「手力雄の舞」「鈿女の舞」「戸取の舞」「御神体の舞」
4つの舞を見ることができます。
最初に、神官の格好をした方の口上があって、手力雄の舞。
スサノオの暴れぶりに怒ったアマテラスが天岩戸に隠れてしまって
太陽が消えた世の中は真っ暗な世界に。
これじゃ困ると八百万の神々が相談して、天照を連れ出す作戦を練ります。
力持ちのタジカラオの命が天岩戸を見つけ、
こじ開けようとするのが「手力雄の舞」。
写真がなかった・・・。
写真じゃぜーんぜん、見えないと思うんだけど(笑)
こちらは、鈿女の舞。
アマノウズメの命がセクシーなダンスを踊って、天照の気をひく場面。
夜神楽ではもっともっとセクシーな踊りになるそうだけど、
さすがに良い子も見ている時間帯なので、抑え目な踊り(笑)。
やんややんやと盛り上がる神様たちの様子に、
天照がちょいと天岩戸をあけたところで、再び力持ちのタヂカラオの出番。
「戸取の舞」では、天岩戸を取っ払っちゃう勇壮な舞が見られます。
最後の神官の姿をした口上の方が再度登場。
「御神体の舞」の前に、またちょいと解説。
この口上が笑いをちょいちょい誘って面白い。
毎晩やってるから慣れてるんだろうなー。
最後は「御神体の舞」。
イザナギ・イザナミの2人(ん?神様だから2人はおかしい??2柱っていうのかな)が
お酒を造って、酔いつぶれ、眠ってしまう様を舞うんだけど、
これまた本当は、かなりセクシーなシーンが満載らしいです。
観光用の神楽では、神楽殿から降りてきて、観客に抱き付く程度ですが。
前のほうでやっていたから全然見えなかったけど
「ひゃーーーっ」って黄色い悲鳴が上がっていましたよ。
口上を述べる人も、舞手も、笛や太鼓もみんな地元の人々。
色んな集落の人が交代で奉納しているんだそうです。
もうすぐ、本格的な夜神楽シーズン。
里のみなさんは、心ウキウキしている時期なんだろうなぁ。
眠くなったりしたらどうしようって思っていたけど。
神楽も舞も迫力がある演目だったので、1時間がアッというま。
篝火の焚かれた境内も幻想的だったし、行ってよかったー。
しかし、神域というのでしょうか。
駐車場から神楽殿に向かう参道の途中から
急に空気がシンシンと変わってビックリ。
当然ながらパワースポットではあると思うけど、
息が吸い込めないくらい、濃密な空気に包まれました。
すごいなー、本当に神々が宿る場所だなぁ。
あ、でもいまは神無月だぞ(笑)。
神社はまだお参りしていないので、参拝は改めてまた明日。
駐車場から見上げた空に星がいっぱい。
明日も良い日になりますように
本日の満点度:☆☆☆☆☆/5