もうずーっと前から行きたくて行きたくて仕方なかった場所。
何年か前に一人旅を計画したんだけど、
その時は長雨被害で行程が車で回れそうもなくて断念。
きっとまだ呼ばれていないんだろうなぁとあきらめました
今回、あれよあれよ行けることになったのも、
やっぱりタイミングというのか、呼ばれたのかなぁと思えました。
それがこの場所。
高千穂峡です。
真名井の滝とその周辺、本当に憧れていた場所です。
うほーーー

ガイドブックで見たことのあるままの景色。
写真で見ていても、うまいこと撮ったんだなぁって思う場所ってあるけど
全然ガッカリさせられることもなく、本当に素敵な場所でした
国見ケ丘で朝日を浴びてから一度宿に戻ってチェックアウト。
朝ごはんはつけていないプランなので、2日目は早朝から行動。
高千穂峡のボートは8時半から受付開始なんだけど、
週末とか最盛期は2時間待ちになることもあると書いてあったので、
日曜日だったこの日、7時半過ぎには到着して、
駐車場を確保してから、少し周辺を散策。
これは、湯歩道途中にあるおのころ池に泳いでいたチョウザメ。
なんでここにキャビアのチョウザメが―??
サメに似てるからチョウザメって名づけられてるけど淡水魚なんだって。
なぜ、おのころ池にいるのかは、どこかに書いてあったかな?
わからずじまいでしたけど。
遊歩道を真名井の滝が見えるところまで歩いて、
写真撮影してから8時前にボート受付場所まで戻ったのですが
やばい、既に行列ができてた~~
ボートは全部で20艘。
行列はどう見ても20組以上いるので、2順目に入れるかどうか。
1回30分だから、こっから1時間待ちかー。
私たちが並んだ時が行列がピークみたいでした。
あと10分早く戻ってきていれば30分待ちで乗れたのに。
でも、のんびり流れる時間に身をゆだね待ちましょう。
神様の街であくせく急いでもしょうがない。
階段を下りた先、救命ベストをつけて待っている場所にはたくさんの鴨。
エサも売ってるので、それにむらがるむらがる。
投げたエサの争奪戦を見てるだけでも飽きません。
第一陣が続々と帰ってきて、いよいよ私たちの順番。
漕ぎ手は途中で交代できないって言われたので、
ここは経験者のステキ女子Yさんにお任せすることに。
なんせ、私、若かりし頃、山中湖で同じ場所をグルグル回って
戻れなくなってモーターボートに助けてもらうという大失態を犯してるので
うほ~~~~~~~っ、楽しい
しかも、Yさん、めっちゃ漕ぐの上手!!!
周りを見渡しても、一番上手!!!
すごーくへたっぴな男の子グループがいたんだけど
デートであんなだったら、きっとガッカリしちゃうなぁ(笑)。
おいおい!って突っ込みたくなるくらい下手くそだったんだもん。
顔はイケメンだったから余計に残念(笑)。
それに比べてYさんったら、めっちゃ男っぷりが上がりましたよ
こんな近くまで近づけちゃいます!
マイナスイオンぶわぁ~っと浴びて気持ちいい!!
(いや、寒いくらいですけどね。)
滝を通り過ぎて、もっと先まで行けそうだったけど、
その先には、へたっぴな方々の漕ぐボートがお団子状態(笑)。
あれに巻き込まれてしまうと、さすがの名手Yさんも戻れなくなりそう
でも、その先の景色は・・・
うわぁ、なんて神々しい光なんだーーー
うほー・・・いま絶対、私たち、ものすごーいパワーを浴びてる。
大地と空と宇宙の恵みを燦々と浴びてる。
神様に包まれてるー!!
・・・って、その時は楽しいばっかりで、実はあんまり意識していなかったけど(笑)。
こうして写真を見ながら振り返ると、
明らかにあの場所は、日常とは異次元な空気が漂ってました。
タイムキーパーとなった私が30分をしっかりキープ。
そろそろ引き返したほうがいいかもねー。
やっぱり、Yさん上手だわー。
下手くそな他のボートにぶつかられたりして、ちょっと焦った場面もあったけど、
Yさん自身はスイスイのスイ。
どんどん滝が遠ざかっていく―。
上のほうに見える橋から見た真名井の滝が、この記事2枚目の写真。
きっと今日あたりはもっと紅葉が進んで、
写真手前のもみじも色づいてるんだろうなぁ。
1週間前も、色づき始めていた紅葉がキレイでしたけどね。
なかなかいい時期に訪れたと思います。
巧みなオール捌きで、時間通りにボート乗り場に到着。
Yさん、30分も漕ぎっぱなしで、ホントお疲れ様でした。
一生に一度は訪れたいと思っていた場所、高千穂峡。
Yさんのおかげで、たっぷり堪能させてもらいました

ほんとにほんとにありがとー
本日の満点度:☆☆☆☆☆/5